日本における美容整形第一人者のスゴい人!

「Yes、高須クリニック!」
という印象的なフレーズを、テレビCMなどで耳にしたことがある方も多いのではないだろうか?
本日登場するスゴい人は、日本でいち早く美容整形に着目し「高須クリニック」を開院させた院長、その人だ。
高須家は、江戸時代から続く医者の家系。
更に彼は、高須家で100年ぶりの男子だった。
そんな由緒正しき家庭に育った彼が、まだ反感や偏見だらけの時代に美容整形のクリニックを開院した。
現在はクリニックの運営だけでなく、寄付やスポンサー活動も精力的に行っている。
日本の美容整形の第一人者である彼を支えている考え方とは?
さあ・・・美容外科高須クリニック 院長・医学博士 高須克弥様の登場です!

「義理を通す」

高須家は400年以上続く医者の家系で、僕が小学生の頃は農地解放された直後だったから漁師や農家の子たちからすると格好の標的でしょ。
家庭教師に勉強を教わっていて生意気に先生の間違いを指摘しちゃうもんだから、同級生からも先生からもいじめられて、中学校まではほとんど学校の授業は受けさせてもらえなかったの。
それでも、医者だった母方のおばあちゃんが可愛がってくれて、めげることは無かった。
子どもの頃は漫画家になりたかったんだけど、医者の家系だから医者にならなくちゃいけなかった。
整形外科の大学院でドイツに研修留学をした時に、ユダヤ人の教授が自分の鼻を小さくする手術を見学して、「これは面白い」と思ったの。
日本に帰ってきたらシリコンを入れて鼻を高くする手術はあるけど、大きい鼻を小さくする手術をできる人がいない。
整形外科にはライバルが何千人もいるけど、当時本格的な美容整形をしている医者はほとんどいなくて、これならすぐに頭角を現せると思って始めたの。
最初は整形外科の病院をやりながら片手間でやっていたら親戚中からものすごく怒られて、
「病人じゃない人を手術するなんて医者じゃない。高須家から縁を切る。」
とまで言われた。
でも、子どもの頃からずっと、いじめられても反対されても何があってもめげることは無いんだよ。
自分が「負けた」と言うまでは負けることは無いから、諦めなければ勝つことだってある。
父方のおばあちゃんが敬虔な仏教徒で、
「この世で起きたことはすべてこの世で解決するから安心しなさい。生きていれば何があっても最後は勝利だ」
と言われて育ったから、そう考えるようになった。
今は、週に2日の仕事以外は、児童養護施設に行ったり、子どものためのイベントに協力したりしているの。
女房もおふくろも犬も死んじゃって独居老人になった時に、仕事も全部やめて宗教家になろうかと思ったんだけど、女房の遺言で「急激にボケるから医者をやめちゃダメ」って言われて、今も週2日だけ仕事をしているんだよ。
我が家は目標を設定しちゃいかんって言われて育ったの。
医者になるのも、うちではパスポートを取るようなもの。
通過点なんだよ。
流れに乗って、目の前に来たことはなんでもやる。
台本を渡されて、舞台があるから演じているけど、明日の舞台があるかどうかはわからないでしょ。
今、目の前のことを一生懸命にやるだけなんだよ。

◆高須クリニック
http://www.takasu.co.jp/
※一部携帯では見られない可能性があります。

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