空手バカ一代。
この漫画を読んで青春のど真ん中を過ごした男性って少なくはない。
この漫画の主人公こそ芦原會館の初代館長。
今、息子が館長として、世界、356カ所まで広がった道場を支えている。
18歳でカリスマ的存在の父親が亡くなった。
周りは血気盛んな門下生ばかり。
手荒なこともあっただろう。
でも、当時18歳の息子はこの試練を乗り切り、世界的な道場として拡大し続けている。
試練とは?
思考とは?
さあ・・・芦原会館館長 芦原英典様の登場です!
「芦原館二代目館長として」
3歳から始めた空手でしたが、18才のときに父が亡くなり、館長になりました。
そのときから全国の道場を回って指導していましたが、門下生が私が本当に強いのかと、一度に20人くらいで挑戦してきたこともありました。
一人倒し、また一人倒し、と20人を相手にするわけです。
人間不信になったこともありましたが、周りの支部長に助けられてここまで続けられたので感謝しています。
館長であるからこそ、自分を怒ってくださる方を全国に3名つくり、常に技と人格を磨き、向上し続けられるようにご指導を頂きました。
その御蔭で今の私があります。
「どう思う?」が口癖で人の意見にきちんと耳を傾ける父は、ケンカ十段といわれていましたが本当に謙虚な人でした。
謙虚でいれば人はついてきてくれます。
芦原会館では先代の時代から人の意見を聞くことと、敬語を使うことが守られています。
技の発想(さばき)が無尽蔵にでていた父を超えたいと思っています。
もしスランプに陥るようなことがあっても絶対にあきらめないで続けます。
この覚悟でここまでやってこれましたし、ここから先もずっと変わりません。
先代が空手道を作りました。
自分は技を世界に広め空手道を極め、空手を文化にしたいと思っています。