年商10億円のドレスショップを生み出したスゴい人!

本日登場するスゴい人は、年商10億円のドレスショップを経営する若手女性社長。

彼女は起業前のコンビニエンスストアでのアルバイト時代に、インターネットオークションで自身の持っていた服を販売し、購入価格以上の値段で売れるという経験をした。
最初はお小遣い稼ぎでやっていたオークションの収入が次第にお小遣いの域にとどまらなくなり、自身で仕入れ・販売をしようと決意。
2005年、オークションで得た収入で、新潟県にたった一人でドレスショップ「sugar」をオープンした。
現在は実店舗2店の他、販売する服の系統別に4つのインターネットショップを展開して人気を集めている。

さあ…
株式会社sugar
代表取締役
清水彩子様の登場です!

「まず、やってみる」

私が今までに勤めたのは実家のコンビニエンスストアと、回転寿司店と居酒屋しかありません。
つまり高校を卒業したあと就職したことがないのです。
オークションの経験を経て、アルバイトを辞めて個人事業主として新潟に店舗をかまえ、ドレス販売を始めましたが、最初の3年間は売上もなかなか上がらず、何度も辞めようかなと思いました。
2年目には働きに出ようとも考えましたが、新潟では地域が狭いから働きに出たらすぐに「あそこの社長よそで働いていたよ」と噂になってしまいます。
それはどうしても自分のプライドが許さなくて、やれることをやろうと自分でドレスを着て、ドレスを持って夜のお店を1軒ずつ営業して周るなどして、売上を作っていきました。

転機はオリジナルドレスの販売を始めた事でした。
お客様からの「もっとこういうの無いの?」というご要望をメーカーさんに伝えても、1型につき5枚ほどでは全く聞き入れてもらえませんでした。
そこでオリジナルドレスを作ろうと思い、漠然と「ものを作るなら中国」と行き先を決定しました。
通訳をお願いするお金も無く、本と事前に調べて書き留めた文章だけを頼りに、1人で中国に渡り、5日間中国の繊維工場地域を周りました。
しかし、どこに行っても「言葉が通じない」 「枚数が少ない」と相手にされません。
20軒目くらいで断られて帰ろうとしていた時に、ある従業員の方に呼び止められました。
「私ならできる。今出せるお金を先に払ってくれれば作る」と言われて、悩みましたが、私にとっては大金だった10万円を渡して、5型のサンプルの製作を依頼して帰国しました。
その話をしたら皆に「騙されている」と笑われましたが、1か月ほど経った頃に依頼していたサンプルが届いたのです。
多少の手直しは必要でしたが、依頼したものがちゃんとできてオリジナルの製作が可能になり、それから一気に売上が伸びました。

最初は社会経験も無かったし、できるわけがないと言われていました。
でも、誰もやった事の無い事は、やってみなければ結果はわかりません。
私は「できない事なんて世の中に無い」と思っていて、何事も失敗してもいいから、まずやってみようという気持ちで取り組みました。
やった人にしか分からない何かがあるし、失敗から色々な学びができると思うのです。

今後の目標は、海外への進出です。
そして、国内においても「ドレスと言えばsugar」と言われるようにしたいと思っています。

◆sugar(ageha系高級ドレス)
http://www.sugar-net.com/

◆jewels(ageha系プチプラドレス)
http://www.jewels-net.jp/

◆SECRET KEY(ルームウェアブランド)
http://www.secret-key.net/

◆JEWELS PROM(セレブ系結婚式ドレス)
http://www.jewels-prom.net/

◆sugar ドレス屋社長のブログ
http://ameblo.jp/dress-a/

◆店舗:sugar 古町店 15:00~27:00
新潟市古町9番町1454-2KNOTビル1F
025-224-8500

◆店舗:sugar&jewels 新潟ALTA 11:00~20:00
新潟市中央区万代1-3-30 2F
025-244-0978

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