気合と本気の応援で世界を変えるスゴい人!▶武藤貴宏様 DAY2

バンカラという言葉が似合う硬派な応援団の出で立ちで応援パフォーマンスを繰り広げる『我武者羅應援團』。そのガムシャラな熱い応援には、人が何か自分の中にある熱いものをたぎらせていく力があります。そんなパワーを持つ我武者羅應援團は昨今、メディアでも紹介され、注目を浴びています。息苦しいと言われる今の世の中だからこそ、熱い応援を人は欲するのかもしれません。今回は我武者羅應援團を率いる團長、武藤貴宏さんにお話を伺いました。

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コミュ力なんてない。たったひとりからもう一度追いかけた応援団の夢

──具体的にどのように我武者羅應援團を立ち上げたんですか? また周囲の反応は?

何か応援したい対象があって応援団を作ろうというなら誘いやすいのですが、僕の場合はそうではありませんでした。『高校生の時にやりたかった応援団から逃げたのでそれをやり直したい』と伝えると まわりはみんな「は?」ってなりました。結果、男友達全員に断られました。

仲間を集めるときに応援団に直接誘っても断られる事がわかったので、女性の友達に「男友達で少年ジャンプ的な熱いノリや生き方が好きな人いる?」って聞いて紹介をしてもらいました。リアルソーシャルネットワークの活用です。そんな友人の紹介で出会ったのが今の團員の裕木壱啓です。

 

──裕木さんが加わる決め手ってなんだったんでしょうか。

頭ではなく感情で動くタイプだからじゃないでしょうか。

何年もメンバーを探してきて初めてできた仲間でした。最初の練習を池袋でやることにしたんですが、待ち合わせの改札に裕木が立っているのを見たとき、僕は号泣しました。あー本当に仲間が見つかったって。

コミュ力があるとも思っていなかった中、応援がつなぐ他人との関わり

──まさに少年漫画の仲間集めのようなお話ですね。では初めての練習は2人で?

サポートとして来てくれた弟を合わせて3人で池袋の公園で練習を始めました。子供たちが遊んでいる公園の片隅でやりました。

そして2か月後にライブハウスを借りてパフォーマンスを行いました。

 

──ライブパフォーマンスをしてみてどうでした?

自分的にはその日に完全燃焼できたので満足しました。ずっとあきらめていた夢が一つ実現したからです。当日観に来てくれていた友達の中に偶然、市民マラソン大会を主宰している人がいて、終わってから「今度うちのマラソン大会に応援に来てよ」と声をかけてくれました。そのときに「そうか俺たちは応援団なんだ」と実感が湧きました。

 

──それはまた凄い偶然ですね。

主催者に依頼されたとはいえ、市民マラソン大会にどこの誰だかわからない僕たちが応援に行ってご迷惑かけないのか、不安はありました。場違いなんじゃないかと思って。

でも実際行ってみると無茶苦茶喜ばれました。頑張っているところを応援されて嫌な気持ちになる人っていないんだなぁと思いました。

実は我々は自分を含めて、あまりコミュニケーションが得意なメンバーじゃないんです。

でも応援すると深い感情のつながりを持てることを実感できました。走り終わった人から「さっきはありがとう」と声をかけられたり、暑い炎天下のマラソン大会で我々の方がバテて倒れてしまったのですが、「頑張れ」ってこっちが応援されたり。知らない人とこんな短時間で心が通じ合う体験に感動しました。

心に響く応援は相手への共感と理解から生まれる

──それから依頼を受けて応援されるようになったんですね。どんな方からのご依頼があるんですか。

自信がない子どもたちを励まして欲しい先生や、お客様のため頑張られている企業の方、もしくは直接お客様にありがとうを言っていたただく機会がないお仕事の方など様々です。

 

──応援する相手へ応援を届けるために

人を応援するにあたって大切なのはその人を好きになることだと思っています。人って言葉以上に雰囲気などで伝わることがたくさんあります。「この人は自分のことを好いてくれている」とわかっていれば厳しいことを言われても受け入れられます。一方でどんなに良いことを言っていても、相手への好意がそもそもなければどんな言葉も届かないと思うのです。

だから応援をする人の事を好きになればある意味勝ちです。でもそんなに簡単に人を好きにはなれませんよね。だから自分は相手との共通点を探します。それが相手との共感に繋がるからです。

命を燃やす炎になりたい。自分で自分の応援ができるその先へ

──『逃げる』は何度かキーワードになっていますが、逃げるのもいいことでしょうか? 悪いことでしょうか。

物事に『良い』『悪い』というものはないと思っています。大事なのはその先です。逃げたからこそ、のちのちその悔しさが力になるという体験を私自身がしています。

ついついすぐに『良い』『悪い』の判断をしがちですが、長期的視点も持ちたいなぁと思います。

 

──今後の展望について伺えますか?

これまで応援団をやってきて、多くの人を応援させていただきましたが、自分で自分自身を応援することが一番難しいと感じています。他人には「あなたは凄いよ、頑張れ 応援しています」って言えますが、それを自分自身に言うのはすごく難しいと思っています。

なので僕らの夢は自分で自分自身を応援できる人を増やす事です。僕らの応援のエネルギーによって、その人がその人自身の命に繋がるきっかけを生み出せたら嬉しいです。そんな火種であり、炎でありたいと思っています。

──素敵なお話をありがとうございました。

(了)

インタビュー・ライター:久世薫

武藤貴宏(むとうたかひろ) プロフィール:

我武者羅應援團 團長。

我武者羅應援團公式チャンネル(You Tube)https://www.youtube.com/@gamusharaoendan20

公式サイト:https://www.gamushara-oendan.net/

我武者羅應援團公式ブログ:https://ameblo.jp/gamushara-oendan/

X:https://twitter.com/gamusharaoendan

インスタグラム:https://www.instagram.com/gamusharaoendan/

 

 

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