本日登場するスゴい人は、弁護士として活躍し、「行列のできる法律相談所」や「バイキング」など、数多くのテレビ番組にも出演するスゴい人。
テレビ番組出演のきっかけは、先輩弁護士から「テレビ局で会議がある」と誘われ、行ってみると弁護士を使った証人尋問対決の番組の説明会で、断りづらい状況もあったため出演を了承したことだった。
今では誰もが知る有名弁護士となった彼だが、弁護士を目指したきっかけは、少年時代に持った「人とは違う性格」によるコンプレックスが始まりだった。
コンプレックスを強みに変えることができた秘訣とは?
さあ…
弁護士法人 北村・加藤・佐野法律事務所
北村晴男様の登場です!
「結果が全て」
小学生の頃は、アナウンサーか政治家になりたいと思っていました。
父が毎日ニュースを見ていた影響で、政治家の不祥事等があると小学生のくせに「この政治家けしからん」と小生意気に考える事は考え、好き勝手言う、変わった性格でした。
周りの子どもは、学校の教師や親など、大人の言うことにほぼ絶対に従うのですが、私はくだらない人や学校の教師でも生徒の事など考えていない人など、自分が尊敬できる人以外の言うことは一切聞けない子どもでした。
子どもながらに、人と性格が違うことに悩んでいました。
私の父は日本の産業の二重構造の中、超零細企業を経営していました。
その厳しい実態を見て、一生懸命に努力して苦労して働いている父の姿を見てきました。
父から、会社員時代に社長が理不尽で納得できず喧嘩して、退社し独立して、大変苦労したと聞いていたので、そんな父と自分が似ており、自分も父のように将来苦労すると確信し、自身の性格がコンプレックスとなりました。
高校生の時、甲子園を目指しながら野球を通じて感じたことは、どんなに努力をしていても結果が全てだということ。
結果を追い求めている中で、次第にコンプレックスはなくなっていきました。
その頃から、弁護士は自由で、家族を養うことも十分できそうだし、社会に影響を与える事の出来る仕事、そして何より、上司の言うことも聞かないでやっていける仕事というイメージがあり、自分みたいなやつは弁護士がいいんじゃないかと思い目指しました。
大学に入り、卒業後は援助はしないと父から言われていたので、自分で学習塾を経営し生活の不安なく勉強する道を選びました。
いつか受かるだろうと思ってやっていたらちっとも実力がつかず、結局大学を卒業後7回も司法試験に落ちました。
もしかして受からないんじゃないかって、あの時はさすがにまずいなと思いました。
希望を失いかけそうになった時に、甲子園の夢を叶えられず悔しい思いをした頃を思い出し、また同じ悔しさを味わいたくない、負け犬になりたくないと必死に勉強しました。
そして長男が生まれたことも強い後押しとなり、合格しました。
自分の特性をよく考えることで、自分にとって一番向いている仕事ってあると思うんです。
だからこそ自分と向き合って、見つけていくことが一番大事。
これからも全力を尽くして結果を出す。
その結果として、社会の為になる事や、正義の実現をしていこうと思います。
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