サンタクロースを通じて世界の子どもを支援する仕組みを生み出したスゴい人!

本日登場するスゴい人は、サンタクロースを通じて世界の子どもを支援する“チャリティーサンタ”という仕組みを作ったスゴい人。
チャリティーサンタとは、ボランティアがサンタクロースに扮して日本の子ども達にプレゼントを届け、それによって集まった収益で、東北や世界中の子ども達を対象に支援を行う仕組みだ。
2008年にたった2人で始めた活動も、現在では日本全国に21支部を持ち、約500人のスタッフが活動するようになった。
昨年は全国で1,343名のサンタが活動し、1160軒にプレゼントを届け、その収益で福島県の子ども達へのバスツアー支援や、ネパールの子ども達への学資支援を行った。
さあ・・・特定非営利活動法人チャリティーサンタ 代表理事 清輔夏輝様の登場です!

「Give me社会からFor you社会へ」

チャリティーサンタが始まるまでにはきっかけとなる4つの出会いがありました。
6歳のクリスマスイブの日、家にサンタがやってきました。
会ってプレゼントを手渡されたのですが、何をもらって何を話したのか覚えていません。
ただ、とても嬉しかった事だけは覚えています。
これが、僕の原体験でした。
19歳の春休み、好きだったテレビ番組の影響もあり、ヒッチハイクで四国を周りました。
それから何度かヒッチハイクをして、総移動距離は日本3周分ほどになりますが、旅の間、多くの人に親切にして頂いて、僕は優しさをもらってばかりでした。
恩返しをしたいけれど、ご本人へ返すことは難しいと悩んでいた時、ヒッチハイクで出会った和尚さんから「優しさをくれた本人でなくても、他の誰かや、社会に返せば良い」と教えて頂きました。
22歳の頃、カンボジアに小学校を作るための活動をしている同年代の友人に出会いました。
彼は、クラブでのイベント開催によって活動資金を得ていました。
それまでチャリティーというと街頭での募金活動などをイメージしていましたが、イベントを通じたチャリティー活動で実際に目標を達成している彼らを見て、チャリティーのイメージが広がりました。
そして23歳の時、活動を一緒に始めることになる女性と出会いました。
彼女はピースボートで世界を周っていたのですが、お金をためて仕事を休んでやっと参加したのに、船上で体調を崩して、その時に途上国の子ども達の笑顔にとても救われたから、世界や日本の子ども達のために何か活動をしたいと言っていて、その想いを聞いて僕は絶対に実現させたいと強く思いました。
2008年9月。
楽しくて、誰でも参加できるチャリティーイベントをやろうと考えた時、幼い頃にサンタに会って嬉しかったことを思い出しました。
それなら、サンタを通じてチャリティーをしようと、チャリティーサンタの仕組みを考えました。
僕の中でそれまでの4つの出会いが「ガチャン」と音を立ててつながったような気がしました。
チャリティーサンタは子どものための活動ですが、一番感動をもらうのは大人です。
誰かが幸せになる事に関われることが、これほど幸せなのだと気づけた時は、魂が震えるような思いでした。
僕たちは、単なるクリスマスのイベントづくりをしたいのではありません。
皆が「誰かを笑顔にしたい」というFor youの気持ちを持った社会になることを目指して、これからもチャリティーサンタの活動を続けてまいります。

◆特定非営利活動法人チャリティーサンタ
サンタになってみたい、サンタを呼んでみたいという方は、
チャリティーサンタWebサイトからご確認ください。
http://www.charity-santa.com/

◆チャリティーサンタFacebookページ
https://www.facebook.com/charity.santa

◆著書『サンタクロースが届けてくれた心温まる物語』
累計55万部突破の人気シリーズから、チャリティーサンタのエピソード本が初出版!
初版限定クリスマスカード(ポストカード)付。
http://www.amazon.co.jp/dp/4860637119

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう