【古関 一哉】銀座という激戦地において一坪の和菓子屋で行列を作るスゴい人!

古関 一哉

ある和菓子コンテストでの出来事。主催者に何度も何度も足を運んで出場権の許可を取りに行った男がいた。出場資格のない和食屋で働いていたこの男は、何度も何度も断られた。断られても断られても訪ねてくる男・・・。遂に主催者のスタッフたちは心を動かされた。男は初出場にして受賞を果たしてしまった。
一時期までは何の目標も持たず、すべて捨てることを選択したこともあったそんな男がなぜ、コンテストで受賞し、行列ができる和菓子店を築き上げることができたのか?
さあ・・・古関一哉様の登場です

「塩おにぎりが僕に人生を気づかせてくれた」
高校を卒業して、東京で寿司屋に入った。目標は一切なかった。ただ、両親が料理人だったからなんとなく。そんな僕が一種独特な板前の厳しい修行に耐えられるわけはない。
たった半年で辞めてしまった。そこから転々とお店を変えた。どこに行っても、目標が見つからず、ただ、依存しているだけ。
あるとき、付き合っていた彼女と喧嘩をして僕の弱さをズバリと強く指摘された。
また、職場でも度重なる体罰。何もできない自分・・・。自暴自棄になって、お店を無欠勤してしまった。急に、人生が辛くなったのだ。
「生きるのをやめようか・・」友人が本気で止めてくれた。
そのとき友人が、僕のために塩をふりかけただけのおにぎりを作ってくれた。
あまりに美味しくて、泣けてきた。
“そうか、今の僕以上に下がることないや。”
ドン底に自分がいると意識したとたん、すべての景色が変わった!
翌日、すぐに行動に移った。とにかく、一生懸命働いた。そこで、奥がふかく、作るのが難しいとされる“ごま豆腐”と出逢った。このごま豆腐を追求していくうちに、煉り菓子の魅力にハマった。休み時間も、休日もずっと、煉り菓子ばかり作っていた。常連のお客様にもそっと出して、感想を聞いては、改善をし続けた。これが、神奈川県の和菓子コンテストで賞を頂き、テレビなどに取り扱ってもらい銀座に一坪ではあるがお店も持てた。
目標を持ってとにかく行動したら周りが手を差し伸べてくれた。
感謝しかない。
今の僕の目標は、和菓子界に煉り菓子という新しいジャンルを確立すること。和菓子界の煉り菓子というジャンルの魅力をもっと多くの人に知っていただき煉り菓子のおいしさでお客様を笑顔にすること。いつか実家の飲食店も引き継いで両親の想いも継承したい。感謝。

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