国内外に有名飲食店を79店舗展開しているスゴい経営者!

「バルバッコア」
「モーモーパラダイス」
「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」
など、ハイクラスのシュラスコ料理からリーズナブルなしゃぶしゃぶ食べ放題まで、さまざまなジャンルの飲食店を展開し、国内で56店舗、海外に23店舗を持つ会社の社長が本日登場する!
若い頃に外食産業に魅せられた彼は、この会社に入社し、昇格を重ね、創業者の一族以外から初の社長に抜擢された。
多店舗展開する飲食店グループをまとめるスゴい人の仕事術とは?
さあ・・・株式会社ワンダーテーブル代表取締役社長 秋元巳智雄様の登場です!

「天職」

農業を営む家庭に生まれ、自分の家で作ったお米や野菜で作られた料理を食べて育ってきました。
この環境は、私が外食産業へと進む大きな要因となりました。
兄と姉との3人兄弟で、上の二人は受験をして私立中学に通っていました。
親のすすめで中学受験をしてみましたが、普段勉強をほとんどしなかったので合格できませんでした。
高校受験では何とか大学の付属高校に入学したものの、付属高校に入れば大学に行けるだろうと安心して勉強をせず、
進学できずに浪人。
どうせ浪人するなら難しい所に合格したい!と浪人生活を始めましたが、趣味の車に乗ってばかりいて、結局目指す大学には合格できませんでした。
中学・高校・大学と3回も受験に失敗しているので、学歴にはコンプレックスがありますね。
大学に入り、銀座のカフェ&ショットバーの店で働き始めてアルバイトにどっぷりのめりこみ、アルバイトの店長代理の第一号となって「外食産業が自分の天職だ!」と気付いたのです。
幼い頃から「愛想が良いから商売に向いている」と言われていたこともあり、20歳の頃に外食産業で生きていくことを心に決めました。
それから自分でお店を持ちたいと思い、現場のプロになろうとレストラン、ビアホール、バーなど様々な飲食店を掛け持ちで働き、経験を積みました。
長い時は3店舗で24、5時間連続で働く日などもありましたが、辛いとは感じませんでしたね。
就職活動をする時期になり、学生時代に研修やブランド立ち上げのお仕事をさせて頂いていたミュープランニングさんにお声掛け頂き入社。
ここでの取引先に今のワンダーテーブルがあり、お仕事を通じてこの会社に入社することになりました。
入社後、マネージャーから部長、取締役へと進み、前代表である林祥隆氏と二人三脚で10年間経営をしてきて、好きなことを一生懸命続けていたら、代表取締役に抜擢されたのです。
外食産業は、創業者以外には経営のプロが少ないのが現状ですので、一社員でもマネージメントを学べば誰にでも社長になるチャンスがあります!
当社でも、部長は役員を目指し、役員は社長を目指していますよ。
良い大学を出ていなくても、経営者として世界で戦うことができる。
それは、私が身をもって証明できます。
好きなことに一生懸命取り組み、プロになる。
そうして、一社員から社長を目指す人がこれからもっと増えてくれたら嬉しいですね。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう