自身の辛い離婚の経験を乗り越えて、離婚や結婚、親子関係などに関する相談所を作り出した。
今では、全国から相談者が殺到し、これまでに、2万人以上の男女から相談を受けてきた。
本の執筆や、テレビやラジオなどのメディアにも多数出演し、大活躍をしている。
さあ・・・東京家族ラボ 代表、池内ひろ美様の登場です!
「全ての人が宝石のように輝けるように」
幼少の頃から「大人になったら、かわいいお嫁さんになって幸せな家庭を築きなさい」と教えられ、育てられました。
仕事は、まるで腰かけのように2年ほどOLとして勤めただけです。ずっと、いいお嫁さんになるという親の期待を裏切ってはいけないと思いながら過ごしてきました。
その後、結婚をして、娘を授かるのですが、32歳の時に離婚をしました。
実家からは、『離婚をした娘を家に入れると相手の家に申し訳が立たない』と10年間は家の敷居をまたぐことを許してもらえませんでした。
今から考えると、他の家庭と比べて厳しい家に育ったのかもしれません。
娘と2人で、大阪で暮らしました。その時に、阪神大震災で被災しました。
夜中にグラっと揺れた時に、急に目が覚めて、娘の頭上にタンスが倒れるのがスローモーションのように見えたのです。とっさに、娘をかばうように、覆いかぶさり、頭にタンスが直撃して、パックリと割れました。頭を7針縫いました。
離婚をして、精神的ダメージを負い、お金も無く、その上阪神大震災での被災・・・
この時が一番辛かったです。
クヨクヨしていても仕方が無い、これ以上悪くなることは無いのだから、頑張ろう!と腹を据えたのです。
離婚する前から続けていた雑誌に連載の企画を提案するプランナーの仕事を続けているうちに、“自分の経験から離婚のコラム”をやらないか、というありがたいお話をいただきました。
そこから、出版やテレビ・コメンテーター出演のお話にも繋がり、離婚の相談も増えてきて、困っている人がこんなにいるのならと離婚や結婚の家族問題を扱う“東京家族ラボ”を立ち上げることになったのです。今では全国からたくさんの相談者の方が訪れてくださるようになりました。
本当に今まで、良い人に助けられて、ここまで来ることができました。人のご縁に感謝しています。
今まで30冊の本を書いてきましたが、年齢と同じ数だけの本も書いていきたいです。
昨年末は女優にチャレンジしました。
機会があれば映画にも出演してみたいですね。