“ミスター・ミニット”
日本で約300店舗のネットワークを持つ靴修理店。
全国の百貨店や駅の構内などで、見かけたことがある方も多いだろう。
本日は、この企業を率いるスゴい人が登場する。
彼は2013年1月にミニット・アジア・パシフィックへ入社。
2014年1月には入社からわずか1年で常務執行役員営業本部長に就任し、3ヵ月後の4月に当時弱冠28歳で代表取締役社長 兼 営業本部長に就任した。
さあ…
ミニット・アジア・パシフィック株式会社
代表取締役社長
迫俊亮様の登場です!
「自分の可能性を信じる」
特にこれといって打ち込めるもののない子ども時代でした。
そこで、これではいけないと一念発起してアメリカ留学を企てました。
高2から英会話スクールに通い、朝7時からのリーディング・ライティングの勉強も欠かしませんでした。
とにかく質よりも勉強量でなんとか勝負しようとしていたのです。
その後、実際に渡米して現地の大学に入学してからも、最初の2年間はあえて友人も作らず、語学に専念していました。
その甲斐あってか、3年目にはある程度専門性を持つ学術文献を読めるほどになっていました。
この時期に、ギリシャ・フランス哲学、心理学、社会学、人類学など幅広い学問領域にわたって手を出していました。
今の仕事とはまったく関係ないように思われるかもしれませんが、人生の一時期、とにかく何かに夢中になって打ち込んだという経験が、何かしらの形で後に活きてくるのだと思います。
帰国後は友人とともにベンチャー企業を設立し、これは5年間続きました。
ビジネスを通じて社会に貢献したい、というのが最初の動機です。
創業時には、いかに新しい事業を興すか、また資金や人材などのリソースをどこから入手するか、そうしたポイントをクリアするために大いに頭を悩ませました。
しかしながら、行動しないことには何事も起こりようがありません。
そこで、仕事をしながら、行動に移しながら、改善点が見つかればそのつど改めていく、という方針をとることにし、それが功を奏しました。
ミスター・ミニット入りも、ベンチャー時代の友人からの縁でした。
この頃から経営者になろうと思うようになり、まずは海外担当のマネージャーとして入りました。
アメリカ時代の勉学、そしてベンチャーでのビジネス実体験が活きたのか、短期間のうちに目に見える成果をあげることができ、現在こうして経営する側に立っております。
ビジネスの世界はどうしても表面に現れる数字などだけで判断されがちですが、原点はやはり人の役に立つことです。
そのためには、人々の潜在的なニーズなど、本質的な部分を確実に捉えることが大事になってきます。
また、社内の風通しを良くして、皆が平等に意見を言えるように、誰に対しても敬意を持って接しよう、ということを心がけています。
靴修理から始まったわが社のビジネスですが、今後は時計やスマートフォンなど、身の回り品の修理を通じ、より一層皆様のお役に立てる事業を推進してまいります。
◆ミスター・ミニット 公式サイト
http://www.minit.co.jp/