全国ご当地ヒーローの先駆けとなった秋田県の「超神ネイガー」
ネイガーのスタートは、企画、スーツ製作、アクションをすべて行ったクレイジーな男のチャレンジによるものだった。
その人物こそ、本日登場するスゴい人。
2003年に始まったネイガー・プロジェクトは2005年に大ブレイク。
沢山のグッズが販売され、テレビCMにも起用され、ヒーローショーの年間公演回数は200回を超える。
秋田では知らない人はいないと言われるほどの、大人気ヒーローである。
ご当地ヒーローのパイオニア誕生の秘訣とは?
さあ…
有限会社エフツーゾーン
ヒーロー造形作家
海老名保様の登場です!
「ヒーローに憧れて」
僕は5歳児の感性を持ったまま、色々な経験をして、大人になったようなものです。
少年時代からヒーローへの憧れがあり、タイガーマスクに憧れて山で身体を鍛え、中学の時にプロレスの書類審査を通過しました。
しかし、親は高校を卒業しないと許してくれず、親は3年経てば諦めると思っていたのかもしれませんが、高校在学中も夢は募るばかりでした。
ようやく高校を卒業して入門テストを受けられることになり、独自の練習法だけで合格することができました。
200人の中で合格は2人という狭き門を抜け、憧れの新生UWFに所属できました。
19歳の時、練習中に脳挫傷を負って手術に行くときでも「改造手術を受けてきます」と先輩に伝えた程、ヒーロー好きでした。
頭蓋骨を外したのでもうプロレスは出来なくなり、地元に帰って2年間サラリーマンをしました。
その間もトレーニングは続けていたので、2年経つと体格はレスラー並に。
今度は仮面ライダーを目指そうと、ジムインストラクターの仕事をしながらアクションの仕事を始めました。
ウルトラマン役の話が回ってきた時、脳挫傷の後遺症が酷くなり、朝起きると記憶がなかったりということがあり、プロレスの時のように迷惑をかけてはならないと辞退しました。
今思えば、これもまた運命だったのかもしれません。
それから秋田に自分のジムをオープンし、3年すると経営も安定し、新弟子時代から趣味で作っていたヒーローマスクの腕前もそれなりになっていました。
「アクションも出来るし、仮面も作れる!今こそ変身するしか無い!地元秋田に根ざしたヒーローを作ろう!」という想いが形になり、36歳でついに「超神ネイガー」に変身できました。
テレビでは一瞬で変身しますが、現実は沢山の技術が必要なので時間がかかりましたね。
これからは海外プロデュースを実現させて、国のヒーロー作りを手掛けていきます。
ヒーローが成功すると商業的な影響も大きいのですが、その利益の一部を子供達の問題解決に回す仕組みを作り、リアルヒーローの仕組みを作り上げます。
発信するメッセージを通じて、世界平和へとつなげて行きたいです。
◆超神ネイガー
http://homepage1.nifty.com/nexus/neiger/
◆超神ネイガーTwitter
https://twitter.com/neiger_akita
◆有限会社エフツーゾーン
http://www.f2-zone.jp/
◆海老名保のヒーロー造形サイト「変身部隊X」
http://hensinbutai.com/