全米最大のゴスペルイベントで日本人初の優勝者となったスゴい人!

本日登場するスゴい人は、世界を舞台に活躍する日本人男性シンガー。

高校在学中にメジャーレコード会社EMIよりデビューし、卒業後は地元仙台を離れ、本格的に音楽活動を開始。
3rdシングル「The Only One」が、日本テレビ系のドラマ『Pure Soul~君が僕を忘れても~』の主題歌に起用され、40万枚のヒット。
その後リリースした1stアルバム「I’ll Be There」も、オリコン初登場7位を記録。
その年のALL JAPANリクエストアウォード、全国有線放送大賞「新人賞」、JFNリスナーズ・アウォード「新星堂賞」を受賞した。

さあ
歌手
清貴(Ki-Yo)様の登場です!

「好きこそものの上手なれ」

僕は子どもの頃に2度大きな手術をして、2か月程入院したことがありました。
ずっと病室に一人で、これからどうなってしまうのかという不安もあった中、ずっと音楽を聴いていて、音楽が僕の心の支えになっていました。
今思うと、この経験があったから音楽をやりたいと思うようになったのかもしれません。

子どもの頃から音楽には興味があり、親に頼んでピアノを習わせてもらったり、中学、高校生になってバンドを組んで人前で歌う楽しさを知った時に更にのめりこみ、部屋にこもってひたすら曲を作るようになりました。
当時作ったオリジナル曲と自分の声で多重録音をした音源がきっかけで、音楽プロデューサー中崎英也さんに「レコーディングをしに来ないか」と声をかけて頂いて、高校2年生の頃から週末には地元仙台から東京に通う生活をしていました。

高校生でデビューをしてヒット曲にも恵まれましたが、次第に会社との方向性の違いが大きくなってきました。
会社が求める売れるための音楽ではなく、自分の本当に好きな音楽をとことん追求したかったのです。
やらずに後悔したくないと思い、ずっと前から抱いていた夢、世界で音楽を追求するということを実現するため、2010年、単身ニューヨークへ渡りました。
 
渡米後は毎日がチャレンジの連続でしたが、全米最大のゴスペルの大会で優勝したり、憧れていた歌手と共演したり、もっと世界中の人に自分の音楽を聴いて欲しいという思いから、全編英語のオリジナルアルバム"Reborn"を作り、色々な所でコンサートをしたり、やりたい事をとことんやりました。世界中の人たちと音楽を通して繋がれるのが何よりの歓びで、忘れかけていた音楽が好きだという気持ちが、心の底から沸き上がってきました。
日本以外の国で歌っていると、お客さんにとって自分は初めて見る日本人歌手かもしれない。
そう思うと、もっと自分自身も日本の事を知って世界に伝えられるようになりたいと思い、日本の事を改めて勉強し、今は和太鼓を演奏したり普段から着物を着たりもしています。そして海外に住む事で、日本という国がより好きになり、誇りを持てるようになりました。

もうすぐ震災から4年ですが、2011年の震災発生時、僕はアメリカにいました。
すぐに現地の日本人の人たちと一緒にゴスペルを歌いながら募金活動を毎週してきました。そして日本では、地元東北を回り演奏をしてきました。
今も地元には仮設住宅で生活をしている人たちがたくさんいます。
この状況を、少しでも多くの人に知ってもらうため、自分にできる事を続けていきたいです。

今後も、音楽活動を通して日本の良さを世界へ伝えていきたい。
そして、僕よりも下の世代の人たちが、"Ki-Yoみたいに自分も出来るんだ"と思ってもらえるような音楽家でありたいと思っています。

◆オフィシャルウェブサイト
http://www.g-glamour.com/

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう