日本のカレー専門店チェーン最大手企業を生み出したスゴい人!

日本全国に1260店舗、アメリカや中国、台湾、韓国など海外で139店舗(平成26年12月現在)を展開するカレー専門店チェーン最大手企業“カレーハウスCoCo壱番屋”
本日は、この会社の創業者であるスゴい人が登場する。

彼は29歳で同社を創業した。
壱番屋時代も早起きではあったが、引退した現在でも、毎朝3時55分に起床し、6時30分から90分間、店舗の周りの掃除を続けている。

53歳で社長を退任し、現在はNPO法人を立ち上げ、音楽やスポーツの振興、幅広い支援活動や、地元名古屋にコンサートホールを建て、執筆や講演活動も行っている。

さあ
カレーハウスCoCo壱番屋
創業者 
宗次德二様の登場です!

「真面目に続ける」

生まれてから15年間はこれより下は無いと思えるほど貧乏で、草を食べ、電気が通っていないのでロウソクで生活していました。
でも、自分が不幸だと思った事はありませんでした。
この経験が私の強さのもとだと思います。

24歳で不動産業を始め、喫茶店でもやろうかと妻と相談して、25歳で店を始めました。
オープンの日、それまで喫茶店の事は妻に任せていましたが、初日には私の知人が来てくれたり、花を贈ってくれたりしたので、私も手伝いに行ったのです。
この時、たくさんのお客様が来てくださったのを見て、これが私の天職だと直感しました。
人生が180度変わった瞬間でした。

喫茶店で妻の手作りのカレーを出していたところ評判になり、29歳でカレーハウスCoCo壱番屋を創業しました。
創業当初は自転車操業で大変な事もありましたが、商売はずっと順風満帆で、毎期増収増益の右肩上がりでした。

創業の頃から続けているのが、毎朝の掃除です。
ご迷惑をおかけするご近所の皆様への恩返しのつもりで始めました。
今でも、雨の日も雪の日も体調の悪い日も、毎朝必ず3時55分に起きて、平均90分間ほどの掃除を続けています。

現役の間は、時間があれば自分の目で、現場のスタッフの働きぶりやお客様の反応を見るためにお店を見て回ることに時間を使い、友達を作る余裕もありませんでした。それだけ経営が楽しかったのです。
創業当初の目標は10店舗で、まさかこれほど店舗が増えるとは思っていませんでした。
常に「目標をクリアしよう」としか考えていませんでしたので、今日を一生懸命、お客様に喜ばれるように過ごすことだけを徹底してまいりました。

どうしたらうまく行くんですか?とよく聞かれますが、よそ見をせずに真面目に目標に向かってやり続ける、ただそれだけです。その代わり遊べなくはなりますけどね(笑)
しかし、経営がうまく行かなければ、社会貢献や地域貢献、困っている人を助けることはできません。
経営者であれば、経営がうまく行くことが一番でしょう。

現社長である信頼できる後継者に任せて、53歳で完全燃焼して引退しましたが、最終日は全責任を果たした満足感に妻と万歳をしました。
実は引退をするまで、次に何をしようかなど考えたこともありませんでした。
引退の二日後、色々な人を援助するNPOを作ろうと思い立ち、今はこの活動に力を注いでいます。
コンサートホールを作り、コンサートや講演などを行っていますが、近隣清掃は経営者でいる限り感謝を込めて続けるつもりでいます。

◆宗次徳二オフィシャルホームページ
https://www.munetsugu.jp/

◆特定非営利活動法人イエロー・エンジェル
http://www.y-angel.jp/

◆宗次ホール
http://www.munetsuguhall.com/

◆株式会社壱番屋
http://www.ichibanya.co.jp/comp/

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