本日登場するスゴい人は、プロスノーボーダーとして活躍するスゴい人。
現在は競技活動のみならず、カーヴィングに特化した映像作品の制作を通じてスノーボード競技の普及活動を行っている。
彼は大学卒業後、活動資金を得るために工場や会社で働きながら競技活動を継続。
限られた練習時間の中でも練習方法を工夫することで着実に成績を上げた。
彼の実践した練習方法とは?
さあ・・・プロスノーボーダー 川口晃平様の登場です!
「あきらめなければ夢は叶う」
スノーボードとの出会いは小学校6年生の時。
同級生のお父さんがスノーボードのメーカーに勤めていて、ジュニア育成のチームを作るから入らないかと誘われました。
実際に滑ってみると、負けず嫌い根性に火がつきました。
普段、サッカーやほかのスポーツでは負けないけれど、スノーボードだけは、小さい頃からやっている同級生に全然追いつけず、負けたくないという気持ちで一生懸命練習しましたね。
23歳までは両親に支えられて活動し、日本代表にも選ばれて順調でした。
でも、24歳からは自分で資金を工面しながらの活動となり、それからが大変でした。
最初は3年間、練習期間を冬に絞って夏場は工場で働くという生活をしました。
派遣会社がスポンサーになってくれたのですが、3年目にリーマンショックが起きて契約が更新されませんでした。
その次は、ある会社で契約社員として働いて3年間休日だけ練習をする日々が続きました。
練習時間が確保できず「このままフェードアウトしていくのかな」という不安はありましたが、短い練習時間の中でも工夫をすることで着実に成績を伸ばしました。
練習はPlan、Do、Check、ActionのPDCAサイクルを活用し、練習をできない平日の間にP、C、Aを繰り返し行い休日には平日考えたことをひたすら実践(Do)する。
頭の中で考えている時間もトレーニングとして認められるのであれば、僕は誰よりも練習をしていた自信があります。
こうした練習の結果、国内で1位を獲得することができました。
ただ、やはり資金面で人に左右されるのが嫌で、どうしたら雪上に戻って完全燃焼できるかと考えた時に思い付いたのがカーヴィングに特化した映像を制作し、販売する事でした。
自分でやっている事なら、うまく行かなくても自己責任なので納得できます。
映像の事なんて全く分からない状態で始めましたが、作品が自分たちの活動だけでなく普及にも役立ち、最近ではおかげさまで海外での活動もできるようになりました。
今は、3年連続でプロツアーランキング1位を獲得し、SAJの日本代表にも復帰することができました。
諦めないで続けていれば必ずいいことがあるし、夢を達成できると思っています。
今後は、更に日本への競技の普及活動をしながら日本選手全体のレベルを上げ、皆と一緒に子どもの頃からの夢であるオリンピック出場、そして出るからにはメダル獲得を目指したいと思っています。
これからも応援よろしくお願いします。
◆オフィシャルブログ「KOHEI STYLE」
http://koheistyle.blogspot.jp/
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