歌が好きで、シンガーになりたかった。
その夢のキッカケを作るために、大学生時代にエンターテイメントグループを作った。
オーディションに合格し、ラジオやコントや寸劇で、ものまねやネタなどをやっていた。
そのクオリティを買われ、太田プロにも誘われた。
それは、「たけし軍団」の初期メンバーになるというものだった。
人気のあった「お笑いスター誕生に出ないか?」と誘われたことも何度もあった。
でも芸能界に入った目的は、音楽をやるため。
だから付き人を続け、チャンスを待った。
そして、メジャーデビュー・・・
最初は泣かず飛ばすの状態だったが、初めて自分で書いた楽曲で145万枚を売り上げる空前の大ヒット!
そこから、運命が大きく動き出した。
さあ・・・ミュージシャンBro.KONE様の登場です!
「生きる気でやれば、長生きできる。」
お笑いへの誘いを断り続けたのは、あくまでも音楽がやりたかったから。
パートナーのBro.TOMとは彼がお笑いスター誕生に出演している頃からの飲み友達で、「やっぱり音楽がやりたいよね」と話し合い、「バブルガムブラザーズ」が誕生した。
これは、大好きだったブルースブラザーズをトリビュートしたものだった。
デビュー前にかなり話題になっていて、ライブをすれば毎回超満員になって、それが1年も続いたらレコード会社が6社オファーをくれた。
ただ、デビューしてからはかなり苦労した。
しばらくはレーベルの意向で楽曲提供をしてもらっていたが、全く売れない。
「どうせ売れないなら、自分に曲を書かせてくれ!」
そう直談判した。
そして生まれた曲が「WON'T BE LONG」
これが空前のヒットになった。
実は、売れるきっかけは「オールナイトフジ」
この曲を気に入ってくれて、最終回までの2週連続でエンディングに歌わせてくれた。
土曜深夜のあの時間帯は他局は放送しておらず、視聴率はほぼ独占状態。
「あの曲は何ていうタイトルなのか?」という問い合わせでフジテレビの電話が鳴り続け、結局、この曲は1年半をかけて145万枚も売れた。
ここから人生は大きく変わり出した。
夢だった紅白歌合戦にも出演し、NYのアポロシアターにも出演して、当時としては日本人最高の3位に入賞することが出来た。
若い頃に「紅白とアポロシアターに出られたら、死んでもいい」と思っていたが、その全てが実現できた瞬間だった。
そんなことを言っていたからか本当に腎臓の病気で死にかけ、余命宣告を受けるという経験をする。
初めて「死」を意識した瞬間だった。
奇跡的に妻から腎臓を移植してもらい、命をつないだ。
生かされたと感じた。
そうすると欲が出てくる。
もっと色々なことがしたいと。
被災地に行っていることもそう。
生かされた命でやれることをやろうと。
夢を実現するには、とにかく辞めないこと。
「継続は力なり」という言葉があるけど、本当にそうだと思う。
自分の経験から言えることは、1つのことを10年続けたら、絶対に1回はいいことがある。
「死ぬ気でやれば」と言うけど、根を詰め過ぎると本当に死んでしまう。
生きる気でやれば、長生きできる。
そして、夢をかなえられる。
死んでしまったら、何も出来ないからね。
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