ウガンダで元子ども兵の社会復帰を支援し続けるスゴい人!

昨日の紹介文を読まれて衝撃を受けた方も多いことでしょう。
世界には、武器を手に取り戦っている18歳未満の子ども兵が、最低でも25万人は存在しています。
資源を奪い合う争いが今も起きています。
その資源は何処で消費されるのでしょう?そうです。私達の国、日本も含まれているのです。
今地球は、大きく変わろうとしています。心の時代と言われていますが、何を具体的にすれば良いのでしょう?
本日登場するスゴい人!は大学時代にNGO テラ・ルネッサンスを1人で設立しカンボジアの地雷撤去、
ウガンダなどで元子ども兵の自立支援を12年間行ってきた。
彼が過ごしてきた人生から支援の本来の在り方を教えてもらおう。
さあ・・・特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス理事鬼丸昌也様の登場です!

「支援の本来のあり方」
私は九州の田舎で育ち、幼い頃は手紙を良く書く少年でした。相手は感銘や感動を受けた本の著者です。感想文の様な手紙でした。船井幸雄さんにも手紙を書き、返事も頂きました。
高校3年生の頃、スリランカにスタディーツアーに行きました。
そこでアリヤラトネ博士に出会い「もし君が社会を変えようとするならば特別な知識や財産など要らない。ただ、全ての人が未来を作れる力があると信じなさい」と教えられました。
大学時代にカンボジアの地雷原に行った時、地雷を撤去する人の息遣いと金属探知機の音だけで、現地で生活する人の物音が全く聞こえないことに衝撃を受けました。
地雷の問題に対してお金も、撤去技術も無く、英語も話せない、そんな自分は何が出来るのか?
僕にも未来を作る力があるとしたら何かできるはずだと思いました。まずは、見てきた事、感じた事を伝えよう!
2001年3月~12月まで色々な団体で90回程お話をさせて頂き、テラ・ルネッサンス設立を決意しました。
就職もした事の無い人間が1人で作って不安は無かったのか?と聞かれますが、正直ありませんでした。
幼い頃の手紙のやり取りから、遠く離れていても人と人は繋がっていて誰かが見てくれていると実感していたからです。
ただ、立ち上げた瞬間スグに誰かから手を差し伸べてくれるわけではなく、実際に支援を受けるまでにタイムラグがある事も心得ていました。
支援の本来のあり方は、支援をする側も受け取る側もその行為の中から自分達の置かれている課題や出来る事を認識し、この問題を解決して社会を変えようとすることなのです。
そして、同じ様な問題が起きない社会を作るために現状から学び、修正し、改善し続けること。
私は人の為に何かをした事はありません。すべて自分の為です。それは、わがままに生きる事ではありません。
人間は、自己成長に喜びを感じます。しかし、自己の成長は自分ひとりでは確かめる事が出来ません。
他人に喜ばれた時や、役に立った時に、嬉しいと感じます。人や社会との関係において以外で自己成長を感じる事は難しいのです。
自己成長の為にやっていると思えたら、人や社会を責める事無くこつこつと続ける事が出来ています。

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