【小島 章義】首都圏を中心に42店舗を展開するペットショップをV字回復させたスゴい人!

小島 章義

ペットショップの店頭に並ぶ、たくさんのかわいらしいワンちゃんやネコちゃん。
そんな光景は今や当たり前になっているが、1匹が病気にかかると集団感染してしまう危険などから、かつては店舗にたくさんのワンちゃんやネコちゃんがいる店はあまり無かった。
首都圏を中心に42店舗を展開するペットショップを受け継ぎ、獣医師の視点から病気の予防による管理を徹底することで、多くの動物達の展示を可能にしながら業績不振の会社を再建させたスゴい人が本日登場する。
彼は現在、一般社団法人全国ペット協会の会長も務め、事業だけでなくペット業界全体の向上のために力を尽くしている。
2011年3月の東日本大震災では、翌月から1年間会長自ら被災地に泊まりこみ、活動を始める。
“一般社団法人東日本ペット緊急救援チーム”を設立し、ペットの救済活動を展開、継続的な社会的責任を果たすため活動した。
さあ・・・株式会社コジマCEO 兼 代表取締役会長 小島章義様の登場です!

「命を扱うということ」

私の家は、祖父の代から続く鳥獣店兼獣医でした。
兄も獣医資格を持っていて私も大学で獣医学を学びましたが、レールに乗った人生が嫌で、3年で中退してしまいました。
それから、学生の頃からやっていたテニスでプロを目指して2、3年間トーナメントなどに出場していましたが、レッスンコーチのアルバイトをしながらでは自分の練習をする時間を取ることができず、あまり結果を出す事ができませんでした。
平成元年、店を法人化して兄が社長となり、私は再び家へと呼び戻されました。
当時はまだ1店舗だけの小さなペットショップだったのですが、たくさんのワンちゃん、ネコちゃんを店頭に展示する販売方法に変更したのです。
集団管理の難しさがあり当時はまだそういったショップが少なかったのですが、兄が獣医師である強みを活かし、ワクチンなどの予防医療で多くのワンちゃんネコちゃんの健康を管理できる体制を作り、これを実現しました。
はじめは潰れそうなほど経営が苦しかったのですが、テレビ番組に取り上げられて知名度と売上が向上し、徐々に経営が安定していました。
調子が良くなると、いくつもの金融機関から事業拡大の提案を受けて、ペット以外の事業を始めました。
しかし他の事業はうまく行かず、2年間で10億円の負債を抱えてしまいました。
ある年の12月、もうキャッシュフローが回らなくなると兄と他の役員と3人で役員会をしたのですが、兄は経営再建への意欲を失っていてもうダメだと思いました。
独立しようとも考えましたが、当時社員も300人ほどおり祖父の代から続く店を潰すわけにはいかないと思い、会社に残って再建する事を決めたのです。
しかしながら、かなり厳しい経営環境でしたので、当初は金融機関からも見捨てられ、どこにも相手をしてもらえません。
それでも、当時借り入れをしていたいくつもの銀行を何度も回って、かなり厳しい回答をもらいながらも返済のご相談を粘り強くお願いしました。
さらに、事業計画を持って仕入先を回って仕入れのお願いをしたり、会社の人員整理をしたりと手を尽くし、なんとか4、5年で再建する事ができました。
昨年からは全国ペット協会の会長となり、ペットに関する法律の整備にもかかわらせていただいています。
業界全体がより良くなるように、ブリーダーの為の勉強会を開催するなど幅広く業界に貢献する活動を行っています。
ペット産業に携わっているということは、命の尊さも常に考えさせられます。
今後は事業だけでなくボランティアなど、子ども達やお年寄りのために役に立つ事ができればと思っています。

◆ペットの専門店コジマ
http://pets-kojima.com/
※一部携帯では見られない可能性があります。

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