【服部 幸應】日本の食育基本法を作り上げたスゴい人!

服部 幸應

料理解説者でありながら、料理専門学校の校長として多くの料理人を輩出している本日登場のスゴい人!
日本の『食文化』の発展に貢献した功績が認められ、日本国の藍綬褒章や厚生大臣表彰、文部大臣表彰を授与した。
日本のみならず、フランスからも数々の騎士称号を授与されている。
また、食育基本法を作り、日本の食育を推し進めている第一人者でもある。
さあ・・・服部栄養専門学校 校長、服部幸應様の登場です!

 

「食育」
包丁は2歳の時から握っていました。小学校4年生の時、父から「明日は日曜日だから天丼を作ってみなさい」と言われ、食材を買い、ご飯を焚き、丼汁も一から作った。
頑張って作ったのですが、父に差し出したら「不味い」と言われた。
それを祖母が気にしてくれ、神田にある天政さんの天丼を食べに連れて行ってくれました。
祖母が「この子が天丼を作りたいと言っているから教えてあげて下さい」とお店に頼んでくれ、仕込みの仕方などを丁寧に教えてもらいました。
再度、天丼を作って、父に食べてもらったら、「美味しい」と褒められました。
それからというもの、父から旨いと言われる事が私の目標になりました。
大学に入り、食と医学を結び付けることがしたいと漠然と考えていましたが、具体的に何をするかは決めていませんでした。
19歳でレストランを4店舗経営した時は楽しかった。
20歳で父が亡くなり、家業である学校の手伝いを少しずつ始めました。母親が34歳の時に亡くなってから学校の仕事が忙しくなり、飲食店を手放しました。
母が亡くなってから、多大な借金がある事が判明しました。
放棄もできたのですが、借りた相手のことを考えると気の毒だと思い、返す事に決めました。しかし、建物が早期売却出来ず、最終的に更に借金が膨らみ、本当に瀬戸際まで追い詰められました。この時、世の中の恐ろしさを知りました。窮地を救ってくれたのは本でした。伊藤肇氏の著書「現代の帝王学」特に影響を受けた部分としては、
・自分よりも知識のある人と付き合いなさい
・良いことか悪いことかをはっきり伝えてくれる仲間を持ちなさい。
・YESばかり言う部下ではなく口うるさく言う部下を持ちなさい
です。今でも、私の人生の指南書です。
あの時、この本に出逢えなかったら今の自分はありません。
現代の日本は親の言うことを聞かない子ども、先生の言うことを聞かない子どもが増えています。
日本の危機です!
家庭で8歳までに、子どもに躾をしっかり教えないことも大きな原因のひとつです。
戦後、個が尊重され過ぎた為、モラルが崩壊しています。今手を打たないと手遅れになってしまいます。
『食』を通じて子どもの教育環境を改善しようと、食育基本法という法律を作りました。
子どもは日本の宝です。
食を通じて、日本を良くしていく一助になれれば幸いです。

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