マジックを始めて3年で世界大会で優勝した凄腕のマジシャン

お昼の時間を代表する番組「笑っていいとも」その中で毎週、毎週、生放送中にトリックのタネを明かすマジシャンがいた。視聴者に衝撃を与え、当時のマジック界を震撼させた。彼はマジックの新境地を開いたであろう。

さあ・・・マジック界の貴公子Mr.Color様の登場です!
「タネを見破り自らの芽を出す」
少年の頃はサッカーに夢中で夢はスポーツ選手と思っていた時もありました。中学3年生、試合中に腕を骨折して入院。その頃、Mr.マリックさんのハンドパワーがブームでした。同級生が披露したマジックに感動したので入院中に教えてもらい練習したのがマジックを始めたきっかけ。テレビ番組を録画してコマ送りしながら自分で解析しました。解明したマジックは何度も何度も練習し
自分のものにしました。完全に独学です。

マジックを初めて3年目の18歳。東京で開かれたマジックの世界大会に出場しクロースアップマジック(至近距離で披露するマジック)で優勝しました。これを期に和歌山から上京しました。

日本は海外と違いエンターテインメントに対する評価が低いのでマジックで収入を得る当ても無い上京でした。当然のごとくフリーター生活です。ボーイをはじめ、数々のアルバイトをやりました。スナックではお客様にマジックを披露し、技術を磨くだけでなく、人前で披露する貴重な場数をたくさん踏ませて頂きとても役に立ちました。上京して5年目の23歳。遊びで出入りしていたクラブのオーナーと知り合いになり、芸能関係者を紹介して頂きました。毎週、その方にマジックを披露していたら「テレビに出ないか?」と誘われ出演したのが「笑っていいとも」でした。

Mr.Colorという名を決めてくれたひとりはタモリさんです。「笑っていいとも」の企画はマジックのタネ明かし。面識の無いマジック協会の会長さんから「あなたがやっている企画に対して
抗議の電話が殺到しています」という留守番電話が入っていたのです。
タネ明かしがエスカレートして『プロがやるマジックもタネ明かしするのでは・・・』
と思ったそうです。昔からあるオーソドックスな手品か自分で考えた手品しか明かさないと
決めていました(笑)大切にしてきた事は人間関係です。
人気商売でもあるので人気がなくなった時に人間関係までマジックの様に消えてしまったら
寂しいですよね。夢を実現する為のタネは信じて諦めず行動し続ける事です。

あなたの人生に七色の綺麗な虹が掛かりますように。

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