日本で初めて会社案内をマンガで表現したスゴい人!

日本人に馴染みあるマンガには、「文章よりも3倍の訴求力がある」「記憶に残る」「物語の主人公に共感を持てる」「興味を引きやすい」など一つのメディアとして捉えた際に、様々な特徴がある。
本日のスゴい人は、マンガを娯楽としてではなく、ひとつのメディアとして利用した日本で初めてのマンガによる会社案内や社長の人物伝、企業の商品開発秘話、そして、美と健康をテーマに、オリジナルの自主制作のマンガなどを制作している。
また、NPOふるさと日本プロジェクトの活動として、多くの子供たちに歴史を学んでもらうためのマンガも制作している。
今では、その数1,000作品を越えているという。
さあ・・・株式会社美健ガイド社 代表取締役 倉秀人様の登場です!

「命がけ、明日がある保証はない」

私は、「負けない」「弱いものを苛めない」「嘘をつかない」という鹿児島の独特の郷中教育で育ちました。
私が教わっていた先生は、戦争中、特攻隊として明朝飛び立って死ぬのにもかかわらず一所懸命勉強している学生の姿を、毎日のように見ていました。
だから自分達には、「平和な時代に勉強が出来るのは幸せなことだ」、「命がけで勉強しなさい」と教育してくださいました。
今でもその学びは一番ありがたく思っています。
36歳の時に独立を決心し出版社を立ち上げましたが、最初は全く売れませんでした。
創業から10年経過した頃、昔印刷会社に勤めていた時に様々な会社の会社案内を制作していたことを思い出しました。
その経験を活かし、文字と写真での構成ではなく、マンガで表現したら、印象に残り、たくさんの方々に読んでもらえる会社案内ができるのではないかと考えました。
始めて3年間は思うように売れず借金だらけでしたが、絶対このマンガは成功すると思い、命がけでやりました。
朝起きてから寝るまでマンガのことばかり考えていました。
打算せず、今の仕事に一所懸命取り組む。
高校生の頃の教えで「明日、生きている保証はない」と常日頃から考えていたので、目先のことに狂ったように取り組みました。
面白いことに、一所懸命悩むと必ず思わぬご褒美がやってくるんです。
私が船員時代に読んだ本に
「上司は砥石。お前は日本刀だ。でも、お前の日本刀はまだなまくらだ。上司は、お前を本当の日本刀にするために、最終的にはへこんで身を削ってでも教えようとしているのではないか。なぜ、その砥石を蔑んだり恨んだりするんだ。感謝せい」と書かれてありました。
それを読んだ日から私は変わりました。
もし、職場に嫌な仲間や苦手な上司がいるならば、そんな風に考えると、何か活路が見出せるかもしれません。
今があるのは、おじいちゃん、おばあちゃんや先輩方が一所懸命頑張って日本を築いてくれたおかげです。
将来は、子供たちが「早く大人になって働きたい」と憧れる世の中になってほしいです。
そのために、これからも常に命がけで仕事をしていきたいと思います。

◆株式会社美健ガイド社
http://biken-guide.co.jp/doc/hanbai.php
※一部携帯では見られない可能性があります。

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