本日登場のスゴい人は、格闘団体パンクラスの代表を務める傍らコンサルティング会社も営む経営者。
総合格闘技の生みの国である日本。
スゴい人は昨年、パンクラスの代表に就任し、日本の格闘技の危機を感じてその“魅せ方”の改革に挑んでいる。
今や彼は、日本の総合格闘技の救世主とさえ呼ばれている。
彼が実現しようとしているパンクラスの改革とは?
さあ・・・パンクラス代表 酒井正和様の登場です!
「ゼロからのスタート」
私は施設で育ち、親も身内もいない状態で育ちました。
だから、幼い頃からゼロからスタートするのに慣れていました。
お小遣いなどくれる人がいないから自分で稼ぐしか無いので、中学生の頃から住み込みで働きました。
平日は住み込みで働き続けながら、通信教育で高校を卒業。
施設の仲間には道を外す者もいましたが、自分はそういうのが好きじゃなかったんです。
その後保険会社に入社し、営業で全国一位をとったこともありました。
今はコンサルティング会社を経営しながらパンクラスの代表をしていますが、リングで結果を出す事と営業で結果を出す事は、非常に似ています。
本気で戦っている姿は、人を感動させるのです。
こんなに豊かな日本なのに本気で生きていない若者が多過ぎる。
この危機をどう脱しますか!?
今までの総合格闘技は、誰と誰を戦わせるかを煽るだけで選手の背景にはあまりフォーカスしていませんでした。
これからのパンクラスは、リングに立つ選手の人生にフォーカスし、どんな想いでリングに立っているかをお客様に伝え、共感・感動していただける試合をお見せします。
本気で闘う男の背景を知ることにより、格闘技というスポーツを通じて人間の熱いハートを感じ、
「俺も負けずに頑張ろう!」
という勇気を持ってもらいたいのです。
3月17日に行われた試合を皮切りに6名の選手をドキュメントで追いかけ始めました。
選手をカッコよく取材したフリーペーパーを創刊し、闘う瞬間を80ぺージに纏めた映像では伝わらない迫力ある写真集を発売し、6月1日には選手を中心としたドキュメント映画を全国で上映します。
それがパンクラスの新しいメディア戦略『MMA Documentary-HYBIRD』企画。
選手の為に色々な形で活躍の軌跡を残すことが僕の使命です。
写真集にすれば子供に見せられるし、映画になればDVDとして残すことができる。
斬新だとかよく言われますが、そう見えるのはその方の感性の問題で、僕は自分のキャパシティの中で最大限の結果を出す事を常にし続けているだけ。
僕は生まれた瞬間から一人も身内がいなかった。
世間様というリングの上で戦い続け、多くの応援者と出会い支えられてきた。
だから選手にもこの「MMA Documentary-HYBIRD」企画を通して色々な人との出会いを重ね、人生を豊かにしてほしい。
その一心です。
そして、選手の闘う姿で多くの人に勇気を与えて行きます!