“一杯のかけそば”“ビルマの竪琴”
この映画の名前を知っている方は多いだろう。社会派映画として国民に愛された、高橋松男氏の作品。
そして今、新しい社会派映画が生まれようとしている。
歌手のさだまさし氏が実話に基づき楽曲した、歌の映画化が決まった。
“償い”優しく真面目な青年が思いがけず事故の加害者となった・・・
胸に迫る彼の償いの物語。
その映画をエグゼクティブプロデューサーとして世の中に放つ男。
映画作りにもドラマがあるように、彼の人生にもドラマがあった。人生を賭けた制作。
さあ、山田敏雄様の登場です。
「日本に必要なものを創造する」
一家心中を2回も考えた程、貧しい家で育ちました。
長靴も買えず、冬でも半ズボンと裸足でサッカーしてました
楽しい思い出は家族での日帰り海水浴。だからかな、海の仕事に魅力を感じ、船に乗り外国実習がある水産高校があると先生から聞いた時、心が震えました
男だからせめて高校ぐらいはという父の計らいのもと、水産高校に入学。
卒業し民間のマグロ船に5年間。
腰を痛め丘に上がったが潰しが効かない
蓄えたお金で株をはじめ、一方で訪問販売の営業職。
あらゆる営業会社を渡り歩いて常に個人成績は1番。根性です。
最後の会社が民事再生をしたので、金融関係の仕事をしている友達と独立しました。しかし株で大失敗!
無一文。どん底。ホームレスです。
脱却する方法は!?
ホームレス仲間から60万集め、川で体の汚れを落とし、銭湯、散髪屋、9800円のスーツを買い、100円のネクタイを締め、証券会社に行き株を購入。当たりました。再復活です。
利息をつけて、ホームレス仲間には返金。営業コンサルを会社を立上げました。
営業コンサルも最終的に財務内容の話になるので、金融コンサルもスタート。
そんな時、映画のプロデューサーの高橋 松男さんと出逢い
「私の後継者になってくれないか?」と持ち掛けられました。
人生を揺るがす大きな決断です。世の中に必要かどうか考えた結果、日本の映画市場は他国より遅れている事を知りました。
映画は著作権ファンドです。金融のスキームと似ています。高橋さんの権利は全て社会派。
人の心を綺麗にする映画は具体的な社会貢献となります。
感動で腰を抜かさせ、映画館を出た時には純粋な心を取り戻し、その場で誰かに電話するなど、行動を喚起させる映画を皆の力を合わせて作りたいと思いました。
そして、この道を歩みだしました。心を失われた日本に必要な映画を本気で作ります