劣等感をも感謝に変える、超絶ポジティブなアーティストであり書道家のスゴい人!DAY2

2013年、スゴい人でインタビューしてから7年、さらに活躍のフィールドを広げている書道家、アーティスト武田双雲樣に、2回目のインタビューに伺いました。前回のインタビュー(病気直後のインタビューでした!)を踏まえ、ご病気からの復活、そして現在「双雲塾」を開くまで(DAY1)、双雲塾、話題のニャントラまで(DAY2)人生哲学をユーモアたっぷりに、お話くださいました!

  感謝!  

見どころ

*オンラインサロンを「双雲塾」を開いた理由

*感謝オタクになってみた

*これからやりたいこと

DAY1を読む

 

編:胆石の手術をしてからお元気になられ、2014年、双雲塾が開かれて、そこからすごい勢いで伸びていらして、そのあたりのお話をお伺いしたいと思います。やはりご病気をされた経験が双雲塾のテーマを深いものにしているのでしょうか

双:そうですね、もともと人生哲学みたいなものを書にしていましたが、病気をすると幸福についての考え方の角度が多くなりました。物質的ではないもの、心の豊かさ、サクセスではないところにある本当に幸せな人生について哲学が醸成した部分もありますね。。

 

編:やはり活かされているということですね。

双:そうですね、色々研究してきた結果、「感謝が最強」だという結論です。家族とのあり方は日々の過ごし方とか。自分自身が気づいたこと、感動したことをみんなにシェアしたい、共有したいと強く思い始めたんです。それで本も次々と出版しましたね。そうすると読者の方から、もっと知りたいというお声をたくさんいただいたので、オンラインサロンを開設しました。サロンの方は、もっと哲学的で、深掘りした内容についてのお話をしています。

                オリジナルな世界観から生まれる傑作の数々

 

 

 

 

 

 

 

編:双雲塾の会員さんはやっぱり女性が多いですか?

双:8割から9割が女性ですね。そして同じ世代が多いです。それ以外にも、にゃんとらライブという名前でラインライブもやっています。こちらでは歌のリクエストをその場で直接受けて歌ったりして、気軽に楽しんでいただける内容です。多い時は1500人ぐらい集まるんですけど、そちらも40代の同世代が多いですね。ちょっと子供も大きくなって、時間ができて『さてっ!』という頃なんでしょうね。曲のリクエストは、チェッカーズとかT-BOLANとか。みなさん感動します!とか言ってくれるわけですよ。同じ世代だから価値観も一緒ですし気持ちもわかりますしね。僕らの育ってきた時代(現在40歳代ぐらい)って子供の頃はみんなで同じものさしを共有してきた時代。大人になると商社とか銀行に就職して収入、地位、名誉を目指すことが、成長であり成功だと思ってきた。それは悪いことではないけれど、実際それで成功している人たちが幸せかというとそうじゃなくて、幸せとサクセスが必ずしも相関関係にはないことがわかってきた年齢です。つまり幸せって外にあるものを追い求めるのではなく、どこの国、時代で生まれようとも目の前にある幸せをそれをそうだと気づいたり、感じたりできるかってこと。僕はずっとそう言い続けていて、それが感謝って言葉ですべて表せられる。

 

編:それに気づいたのはいつ頃なんですか

双:独立して書を書くようになった時からですね。一番エネルギーの高い言葉ってなんだろうってなった時に「感謝」だなって。色々飛び越えて一番の究極にすごいものって感謝だなって早めに気づいた。その頃から自分が感謝ばっかりするオタクだとしたらっていう設定に変えたんです。そう思っても始めは普通の人間ですから、日々自分も不安に苛まれたり自信を無くしたりもしました。でも気を取り直してひとつひとつの所作を感謝するように行動を変えていくわけです。未来のこととか、劣等感とか競争心とかそういう意識をすべて感謝に向けるようにね。それを20年もやっていると、まだ完璧じゃないとしても結果として今は家族関係もいいし、仕事も全部上手くいくしという自他共に認めるラッキーマンになっちゃったわけです。この結果が出たから水平展開したいじゃないですか。しかも感謝はお金も時間もかからないし。

 

編:オンラインサロンの会員さんたちは何かしらの答えを探すためにいらしてるんですよね?

双:そうですね、感謝実践をやるためのオンラインサロンですね。わかっていても人間ってできない時ってあるじゃないですか。感謝習慣を身につけるためのサロン。色々悩んでいる方がいらっしゃっています。もう5年になりますけれども、ここで救われたって言ってくださる方は多いです。皆さん、何のためにやるかっていうことばかり気にして、今を楽しんでいない。未来を意識しすぎるあまり、不安になって不和を引き寄せ、悪循環になっている方が多いように思います。今が成り立っていない、ずっと今が虚しい。

子育てを真面目にやったら、家事をやったら先にご褒美か何かあると思っていたけど、それは単なる褒美を求めているにすぎなくて、そこに感謝はない事に気づくこと。まず今、感謝する。その先にきっと拓ける未来があるわけです。まず今日、感謝を始めよう。このコロナによって僕が言い続けてきた事が、わかってきたぞ、となってる。僕は人の人生を変えようとか、救ってあげようという大それた考えはなくて、ただただ感謝をしましょうと話しているだけです。昨日もにゃんとらライブで、1500人で「あ〜幸せだな〜ってみんなで言ってみよう」と話してね。みんなでやったんですよ。そうすると涙が止まりません、ってコメントがくるんです。僕が何かを変えようとするわけじゃなくてただただ感謝を推奨しているだけですよ。僕も人間だからもちろん劣等感、プライド、恐怖は遺伝子に組み込まれているから相応にあると思います。だけど自分が強がるためにマウンティングで相手に負けないとか馬鹿にされないようにとか世間体的なものを選んだ瞬間、一瞬でエラーに気づいて「あ!気持ちわりっ!」ってなるんですね。僕にとっては瞬間の幸福が全てなんです。何もない方が楽、こうして僕が機嫌よくいられるのも、何も期待してないから。機嫌よくすべきだ!とかポジティブでいよう!とかも何もないからですね。基本に戻ると人間は幸せである方がいいんだけれど、幸せって何かって言ったら時代が変わっても古今東西、老若男女、感謝していきましょうって、今を生きましょうって思うんですね。

大切な事は目に見える形で置いておくのだそう

編:その考え方は国連が提唱するSDGsにもつながりますね。

双:やっと自分だけでなくて、自分の周りも幸せになった方がいいということに気づき始めたわけですよね。戦後、自分軸で自分が、自分の会社が、自国の経済が世界で負けないために国を挙げてと頑張ってきたわけです。ところが世界的に感染症による一時停止が起きて一斉に立ち止まった。それによって過去を振り返る時間もできたし、今までのやり方って正しかったのかなと、視点のレイヤーを一段階上げたところですよね。自分のことばっかり考えすぎてたんじゃないの?って世界が気付いた。

 

編:でもその俺がっていう時代があったから経済が発達したわけですよね。エネルギー過多になってきたところに今回コロナパンデミックが発生しました。なんだか昔はやったゲーム、シムシティの中に生かされているのではないかと思うこともあります。

双:まさにその通りだと思います。人類の暴走を止めるためにはまさにこのコロナパンデミックくらいのビビリ具合がちょうどいいんですよ。やるべきことは地味に自粛が最善の策。戦争だと犠牲が大きすぎる。洪水や天災では局所的すぎてあまりインパクトがない。これって本当に自然の摂理なんじゃないでしょうか。

 

編:この次のフェーズに人類が入るとしたらどうなっていくと思いますか?

双:いい方向に流れていくと思いますね。若い人たちは、シェアリング、SDGsに対する感性も高いし、自分たちに対する欲も少ない。善悪だったり、バランスに対する感覚が鋭いので希望がありますね。

 

編:最後になりますが、今後の活動のビジョンのようなものをお伺いできたらと思います。

双:。僕にとってアートってつまりは感謝の業なんですよ、一つ一つ目の前にあることにきちんと感謝する。それには自分の存在そのものが美しいという設定でやります。その作品がめっちゃ売れてるんですよ。それって僕のこの考えにみんな賛同してくださっているという証拠ですよね。こんなに喜んでいただけるのだったら文字を使って、言葉の力で世界中の人に伝えたいことがもっとあるし、もっとたくさんの人を癒したいと思います。人間って常に目にしている、見ているものに強く影響されますから、僕の作品で世界中に感謝とかポジティブをばらまいて、感じてほしいですね。

本当はコロナじゃなかったらアメリカのカリフォルニアに引っ越す予定だったんですよ。

いったん延期して、来年かな。

 

編:活躍のフィールドを今度は世界へ広げられるのですね。では今度はカリフォルニアにお邪魔して3回目の取材をさせていただきたいです。

双:そうですね、次回はカリフォルニアで待っています。

 

編集後記:

2回目の取材も湘南のアトリエにお邪魔いたしました。有名になられても相変わらず気さくで、すべての人を明るくするような陽のエネルギーは以前にも増してるように思いました。今を生きる、今に感謝し、中庸に生きる。何も期待せず全てを受け入れ、感謝する。幸せは外ではなく内にある…ポストコロナの今を生きていく私達に必要な人生哲学をずっと以前から提唱されていたと実感しました。身長185CMの大きな身体で、出会う人の心にポジティブの灯を点すように、心も器も大きな武田双雲さまでした。

インタビューNOIRKO ライターNOZOMI 映像:株式会社グランツ

 

◆個展情報 https://souun.net/category/news/

武田双雲展~夢叶う~                           

場所:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場にて

会期:2020年12月16日(水)~12月22日(火)

(初日16日と最終日22日は18時終了)

 

◆武田双雲(たけだ そううん)

公式サイト:https://souun.net/

双雲塾:https://souunjuku.com/

書道家。現代アーティスト

1975年、熊本県生まれ。東京理科大学理工学部卒業。

3歳より書家である母・武田双葉に師事し、書の道を歩む。大学卒業後、NTT入社。約3年間の勤務を経て書道家として独立。音楽家、彫刻家などさまざまなアーティストとのコラボレーション、斬新な個展など、独自の創作活動で注目を集める。

映画「春の雪」、「北の零年」、NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ、世界遺産「平泉」、

スーパーコンピュータ「京」、「美空ひばり」など、数多くの題字、ロゴを手がける。

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