30年以上にわたり、平日のお昼のお茶の間を楽しませた番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」
本日は、この番組に出演して一躍人気者となったものまね芸人のスゴい人が登場する。
そのスタイルは「性格模写」と呼ばれ、タモリ氏をはじめ、大橋巨泉氏、坂東英二氏、桂歌丸氏など、数多くの大物芸能人のものまねを得意とする。
独自のものまねスタイルはどのようにして生まれたのだろうか?
さあ
ものまね芸人
コージー冨田様の登場です!
「温故知新」
子どもの頃は、大人しいほうだったと思います。
目立ちたい気持ちはそれなりにありましたが、そのためのネタを持っていませんでした。
そんな僕がものまねに目覚めたのは小6の頃。
当時放映されていた「侍ジャイアンツ」というアニメのアナウンサーのまねをしたら、これがクラスで流行りました。
コロッケさんが登場した頃でもあったので、その影響はもちろんありましたね。
高校卒業後、仕事をしながらものまね芸の活動を始め、テレビ愛知の番組からキャリアを積み始めました。
その頃、「ものまね王座決定戦」の常連として松村邦洋さんが登場していたのに刺激を受けて発奮し、「決定戦」に出演すると目標を決め、23歳で上京。
その後、「全日本そっくり大賞」などを経て28歳で「決定戦」に出演できるチャンスを得ました。
しかし同時期に「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」にも出演し、番組内の芸人コーナーで優勝したことが契約上のトラブルの元となり、一時活動を自粛せざるを得なくなり、やっと手に入れた「決定戦」出演のチャンスを逃してしまいました。
挽回のきっかけは30歳の頃、テレビ朝日のものまね番組でした。
この番組内で、タモリさんのまねがウケて優勝し、これを通じて明石家さんまさんのものまねが得意だった原口あきまさと出会い、コンビでの活動を始めたのです。
それからは「ぷらちなロンドンブーツ」で揃ってのコーナーレギュラー、「メレンゲの気持ち」「ものまねグランプリ」レギュラー、また冠番組など、数多くの貴重な経験をさせていただいております。
そうしたつながりが巡りめぐって、2014年に復活した「決定戦」へのレギュラー出演に至っています。
アナウンサーのまねが原点であったように、僕は脇役が好きなようです。
ただ、それならそれで、脇役らしい「振り」と言うのか、脇役らしさをどのように出すかは、常に念頭においています。それによって主役が活きるからです。
その上で、「コージー冨田らしさ」も同時に大事にしています。
また、ステージに立つ者として、お客さんをどのように喜ばせ、楽しませるかは当然第一に考えます。
公演を行う地域やお客さんの層によって演技や台詞を使い分けたりしていますね。
これまで道を作ってくださった先輩方に敬意を払いつつ、自分のスタイルを日々模索しています。
◆株式会社トップ・カラー 公式プロフィール
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