35年にわたり数多くの楽曲を生み出してきた、横浜代表のスゴいミュージシャン!
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「イィ~ネッ!」
一度聴けば誰もが覚えてしまう、印象的なこの決め台詞で知られるスゴい人が本日登場する。
地元・横浜に密着した音楽活動を長年継続し、今年活動35周年を迎える。
さらに、自ら率いる「クレイジーケンバンド」も来年結成20周年、再来年はデビュー20周年と、まさに節目の年といえる。

さあ…
クレイジーケンバンド
横山剣様の登場です!

「でもやるんだよ!」

両親が遠くまで働きに出ていてなかなか家にいなかったからか、育ちはとにかく自由奔放。
小2で腎炎にかかったのが心配だったくらいかな。
早いうちから作曲をやりたいと考えていて、小5あたりから意識的に作り出したけれど、なにしろ全部感覚でやってしまう、いわゆる我流だったから、ある程度のものは出来ても進歩しない。
レコード会社や広告代理店などに持ち込んでも、録音状態の悪さで不採用になってしまう。
イメージは豊富にあるのに、実際に出来るものとのギャップにずいぶん悩まされたね。
それならと、自分のバンドで曲を演奏し始めたのが中学生の頃。
当時はビートルズが流行で、人並みに憧れはしたけど、自分がなりたいものではなかった。

ある時、ヴォーカルの欠員募集で歌い始めたのがきっかけでフロントマンになったけど、もともとコミュニケーションを取るのが苦手で、MCでも何を話せばいいのか分からなくて。
それで思いついたのが、伯父の口癖だった「イィ~ネッ!」
メンバー紹介の時などに「○○、イィ~ネッ!」と言うと、とてもウケてくれて、おかげで喋ることの苦手意識も少しはなくなったと思うよ。

僕もここに至るまでに失敗や挫折はそれなりにしているはずなんだけど、不感症とでもいうのか、失敗を悔やむよりもすぐに気持ちが次に行ってしまうから、挫折を挫折と感じる暇がないんだ。
趣味を仕事にしてしまったタイプの人間だから、酒やタバコなどの気晴らしの類とも無縁だし。
…いや、クルマがあるか。6歳の頃からモータースポーツのファンで、アメ車は曲のテーマにもするくらい。
いずれにしても、好きなことを追いかけ続けていろいろやってきたのがすべて今につながっている。
多少形は変わっても、子どものころ思い描いたことは現実に出来たから、大げさかもしれないけど、今こうして生きていられること自体が夢のようなもの。
だからこそ、好きなことからは逃げたくないし、何かを求められたら、それ以上のものを見せることで応えたいんだ。
今の目標は、世代・性別を問わず、誰でも知っているような曲を作ることかな。

これからも、地元・横浜から心に残るような音楽を生み出していくよ。
みんな、今年もサイコーの夏になるとイィ~ネッ!

◆クレイジーケンバンド 公式サイト
http://www.crazykenband.com/

◆17枚目となるニューアルバム『香港的士 -Hong Kong Taxi-』8/3リリース!
http://www.crazykenband.com/discography/album/album_17th.html

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