化学修士として毎週200種類の化粧品を評価し続け、累計10万種を超えるコスメを科学的に評価してきたスペシャリストが、本日登場するスゴい人。
毎月5~10誌で美容コーナーを担当し、雑誌『美的』『MAQUIA』『CanCam』『anan』『mina』などでベストコスメ選定を担当。
彼女は正しい知識を持っていないユーザーの為に、“日本化粧品検定”を実施する協会を立ち上げた。
2013年に始まった同検定は、1年目に500人、2年目は11000人、3年目は35000人と受験者数を増やし、4年目の2016年は累計受験者10万人を見込んでいる。
彼女は何故、この協会を立ち上げたのだろうか?
そして、たった3年で何故ここまで受験者が増えたのだろうか。
さあ…
一般社団法人日本化粧品検定協会 代表理事
コスメコンシェルジュ
小西さやか様の登場です!
「正しい知識を」
学生時代は陸上部に所属し、日焼け止めを塗ったことさえありませんでした。
高校生の時、告白をしたら「お前はダサいから付き合えない」と振られ、それから少し化粧品やファッションに興味を持ちました。
ボランティアが好きで、防衛医科大学校で看護師を目指そうとしたのですが親に反対され、断念。
世界のボランティア活動では水処理が重要だと思い、水処理研究に強い広島大学に進みました。
大学院まで進み、国連機関の補助研究員にまで抜擢され、毎日研究を続けていましたが、短期契約をつないでいく国連の仕事に将来が不安になり、卒業間近で博士の道を捨てました。
ノエビア化粧品に就職し、化粧品研究開発に携わったのが、化粧品への道のスタート。
結婚を機に通販化粧品会社へ転職し、商品開発、企画、PR、営業など全て携わらせて頂きながらAneCanなどの読者モデルをやっていました。
美容に詳しい読者モデルとして、化粧品開発のお話を直接頂くようになり、美容系商品開発コンサルで独立。
商品作りやデザインなど全て行い、メーカーさんの企画会議に参加してアドバイスする仕事がメインです。
ボランティアは、会社の夏休みなどの長期休暇に行くようにしました。
大学院生の頃、ニキビが酷くて美容師さんに勧められたスクワランオイルを塗ると、更に悪化した事がありました。
化粧品の中身を知らずにトラブルを経験したことから、勘違いを無くすためにFacebookに1日1記事、化粧品の知識を投稿し始めました。
そして記事を読んでいれば合格できるアプリも導入し、約4000人に受講してもらいました。これが今の日本化粧品検定3級の起源です。
その後、日本化粧品検定は、2013年11月に1級、2級の試験をしようと決め、6月から教科書作りのために3ヶ月ほぼ出版社に泊まりこみました。
しかし同じころ、業界の重鎮が集まり、新たな検定機関が立ち上がったのです。
そちらは宣伝にも力を入れていて、たった1人で教科書づくりをしている私は大丈夫だろうかと不安になりましたが、既に試験日を決めていたので教科書づくりに没頭しました。
実際に教科書が発売されると、百貨店さんや化粧品メーカーさんが社員教育用に購入してくださり、多くの方が受験してくれました。
1年目は500人、2年目は11000人、3年目は35000人、4年目の今年は10万人を見込んでいます。
これからはコスメコンシェルジュの資格者をメディアに斡旋すると同時に、化粧品販売店に1人コスメコンシェルジュが立ち、お客様に最適な化粧品をお勧めする世の中にしたいです。
◆第六回 日本化粧品検定(2016年5月22日)
本日から申込受付スタート(申込期間2月10日~4月5日)
http://cosme-ken.org/
◆Blog
http://ameblo.jp/panntyann1/
◆Instagram
https://www.instagram.com/cosmeconcierge/
◆著書『コスメの教科書』
http://www.amazon.co.jp/dp/4072914576/
◆著書『なまけ美容入門』
http://www.amazon.co.jp/dp/4072866342/
◆著書『勘違いだらけのコスメ神話』
http://www.amazon.co.jp/dp/493828054X/
◆著書『効果が9割変わる「化粧品」の使い方』
http://www.amazon.co.jp/dp/4413039602/