四足走行ギネス世界記録®保持者のスゴい人!

本日登場するスゴい人は、“四足最速の人類”と呼ばれる人物。
彼は四足歩行を世界で初めて競技化し、ギネス世界記録™の認定を受けた。
現在のベストタイムは50m 7.89秒、100m15.71秒。
2015年11月12日の『ギネス世界記録の日』には、昨年更新された100m四足走行の記録を塗り替え、再び世界一の座を取り戻した。

さあ…
四足走行ギネス世界記録保持者
いとうけんいち様の登場です!

「自分の人生」

15歳からお笑い芸人をしていて、最初の頃は若さが武器になっていましたが、20歳になる頃に何か新たな武器が欲しいと思ってニューヨークに行きました。
パントマイムやブレイクダンス、器械体操など色々チャレンジしましたが、結局何も見つからず、気分転換に子どもの頃から大好きな動物園に行くと、運命の出会いがありました。
特にサルが好きなのですが、そこでサルの中で最も速く走るパタスモンキーを初めて見て、「僕もこんな風に走りたい」と思ったのです。
動物園を出て、近くの公園で早速四足で走ってみると、意外と速く走れて、僕を見ていた外国人の人がマネしてみたけれどそれほど速くなかったので、これはいけるのではないかと思うようになりました。

日本に帰って早速四足で速く走る方法をインターネットで調べ、目標を「ギネス世界記録認定」に決めました。
それから5年間毎日、アルバイトを終えて夜中に公園で練習する日々が続きました。
練習をしていると不審に思った近所の人から通報されたり、最初の頃は日常生活でも四足で歩いていたので、警察から職務質問を受けたことも何度もありました。
四足で速く走る方法も、練習方法も情報が無かったので、陸上の短距離走の練習方法を取り入れ、何度も動物園に行ってはサルや四足歩行の動物を見て走り方を研究しました。
この5年間は本当に孤独で一番つらい時期でしたが、これが無くなったら自分には何もないと思って練習し続けました。

孤独な練習の日々を経て、2008年、ついにギネス世界記録に認定されました。
認定証が届いた時には嬉しくて、認定証を抱いて眠りましたね(笑)
それから年に1回大会を主催していて、昨年記録を抜かれてしまったのですが、今年の「ギネス世界記録の日」のチャレンジでまた世界一を取り戻すことができました。

誰もやったことが無い事をする時には、不可能だという人もいます。
僕も、父は応援してくれましたが、母は無理だと言っていました。
周りの人が何と言おうと、情熱さえあればたいていの事は出来ます。
行き詰っている時は、今よりももっと努力して、もっと自分のやりたいことを好きになって、壁を越えていけば、必ず目標を達成することができるのです。

◆いとうけんいちの四足走行ブログ
http://ameblo.jp/itokenichi/

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう