最近話題を集めている“SHOWROOM”という配信サービスをご存知だろうか?
タレントやアイドル、アーティストによるライブ配信サービスで、観客はリアルタイムでライブを見ながら、その場で出演者を応援することができる。
このサービスで月商500万円を超える出演者もいるという。
本日登場するスゴい人は、成功者は一握りと言われるエンターテインメントの世界に、ITを用いて「機会均等」の仕組み“SHOWROOM”を生み出したスゴい人!
このサービスは、彼自身が恵まれない環境の中、自力で未来を切り拓いてきた経験から生まれたものだった。
さあ
SHOWROOM株式会社
代表取締役社長
前田裕二様の登場です!
「Equal Opportunity(機会均等)」
8歳の時に親を亡くし、10歳年上の兄と二人きりになりました。
兄は、医者になる夢があったにも関わらず、僕を一人にしないため、すぐにハローワークで職を得て、養ってくれました。
兄と一緒に居れるのは嬉しかったのですが、自分の存在によって、兄の将来を変えてしまったことが、すごく苦しかった。親を失った事と、兄の夢を奪ってしまったこと、この二つが大きなショックとして、自分にのし掛かりました。
兄は昔からすごく面倒見が良いのですが、そんな兄の支えがあっても、自身の運命に対して抱いた恨みや絶望から、中々立ち直れなかった。
小学生でしたが、完全にグレて、暗黒時代に突入しました。
社会への復讐心や諦観など、ネガティブな感情をエネルギーにして生きる日々が続きました。
ですが、小5の時に、転機が起きます。あることが原因で、警察に捕まりました。
それで、あんなに優しかった兄を、泣かせてしまった。
何よりも自分の事を第一に考えてくれた兄貴だったのに、恩を仇で返すように、悲しませてしまった。
そこから自分の人生は180度変わりました。
何よりも、兄貴を幸せにしたい。
まず、学校の成績をトップにしました。
これは、頭が良いとかそういうことでは決してなく、とにかく「兄を喜ばせたい」という強い想いがベースにあり、モチベーションが誰よりも高かったからだと思います。
その後、大学時代には、英会話学校で働きながら外人の友達を増やし、英語を学び、英語力を身に付けました。
大学卒業後は外資系証券会社に入社して、ニューヨークに移り住み、そこでどんな現地社員にも負けない成果を出しました。
絶対に海外に行くことが許されない環境下にいましたが、自分の気持ち一つで道は拓けることを、経験を通じて学びました。
その後立ち上げたSHOWROOMでは、月数百万円規模の売上を実現する演者も出てきて、エンタメ業界に新しい収益モデル・市場を創っているという自負があります。
また、今後は、アイドルや声優、ミュージシャンに限らず、例えば作詞家や作曲家、起業家、料理人など、何らかの夢を持つ人に対して幅広く平等な環境を与えていけたらと思っています。
視聴者は、本気の夢を持つ人たちのドラマに触れて、直接的に彼らの挑戦を応援することができます。
芸能は努力しても成果が出ないことも多いのですが、毎日楽しみながら、一生懸命SHOWROOMを活用していれば、夢は必ず叶います。
SHOWROOMはどんな人の夢も可能にする新しいメディアですし、その影響範囲は、今後もっともっと大きくなっていきますので、楽しみにしていてください。
将来の長期的な夢は、日本中、世界中に、自分の手で養護施設、孤児院をつくること。
人生において恵まれていない状況があったとしたら、それは最大のチャンス。
どんな苦境にも屈しないハングリー精神を持てるし、どうすれば問題を切り抜けられるかを考え抜く力も身につく。
こういった、苦しいからこそ身につくパワーがあるんです。
恵まれていないという事はむしろ恵まれているという、逆転の発想を持って欲しい。
今は真っ暗で、道がでこぼこでも、山を登りきったら、今まで見たことのないような綺麗な景色が見える。
このメッセージを一人でも多くの子に伝えたい。命を一つでも多く、輝かしていくことが、人生のミッションだと思っています。
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