クレジットカード業界において、ポイントに有効期限のない「永久不滅ポイント」、「即日発行」、「サインレス」などクレジットカード業界で革新的なサービスを生み出した会社を率いる本日登場のスゴい人。
彼は1982年に西武百貨店から転属して以来、柔軟な発想でクレジットカード業界をイノベートし続け、2000年に同社の代表取締役に就任した。
社内の雰囲気は温かく、同じ能力なら男性より女性を役職に登用する場合も多いという状況にも、彼の柔軟な発想が表れている。
彼は何故、一般社員から一部上場企業である同社のトップに上り詰める事ができたのだろうか?
さあ・・・株式会社クレディセゾン代表取締役社長 林野宏様の登場です!
「夢中力」
子供の頃の遊びは、ベーゴマ、メンコ、家族麻雀、花札等勝負事ばかりでした。
誰よりも遊びに夢中でした。
ノウハウが付くと勝てるようになるので練習もしましたね。
幼い頃からの遊びを通して闘争心と好奇心が育まれました。
小学生の頃から、父の持っていた株の終値をラジオで聴き全部記録していました。
そこから企業に興味を持つようになり、学生の頃には四季報に載っている主要会社の社長は全て覚えていました。
就職は証券会社が第一志望でしたが、証券不況が訪れ、大学全体で1名だけの採用で断念。
そこで、次に目指したのが百貨店でした。
一般的な百貨店は大学派閥がありますが、西武百貨店は全く学閥がありませんでした。
「社長の堤清二さんは年齢も若い。詩人でもあり感性が豊か。間違いなく勝負に勝つ会社だ」と思い、入社し社長を目指しました。
人事部に配属され、幹部研修を後ろで聞きながら誰よりも社長の言葉をメモしました。
この人には、生易しい知識では勝てない。
時代の最先端の更に先を進んでいたのです。
社長をずっと見ていて、システムとお金には興味が薄いと気付きました。
だから、この分野に強くなれば任せてくれるだろうと思い、極めて行ったのです。
人も植物も組織も、宇宙の原理原則として誕生、成長、停滞、衰退という道を辿ります。
偏差値が高い大学を出てそれなりの組織に入り、組織の歯車に埋没してしまう“優秀”と言われる人より、時代の寵児は組織の歯車にはまっていない人にいる場合が多い。
彼らに共通して言えることは、広くて深い「知の泉」を持っているという事です。
本を読み、沢山経験をして得た知識が蓄積され、それらが広くて深ければ、その中から生まれてくるものは人とは一味違う。
どんな事でも夢中になれば良いのです。
自分の好きなことを仕事にするか、与えられた仕事に夢中になるか、その2つしか成功の道はありません。
否応なしに選んだ職としても、夢中になれば成果が出る。
成果が出れば人はやる気になる。
「遊ぶ、学ぶ、働く」
人より突っ込んで追求してのめり込めば、沢山の可能性があらゆる角度で見えてきます。
自分を過小評価するのではなく、過大評価するぐらい自分の得意分野を磨き上げて下さい。
欠点を直すほど、人生は長くない。
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