幼い頃に家族旅行で訪れた愛媛を愛し、愛媛を観光で盛り上げるために起業。
ホテル・旅館事業「道後夢蔵 旅庵浪六」「道後やや」、今治タオル専門店「伊織」、愛媛の“いいもの”を販売する小売店「ehimesm」、愛媛みかんのオリジナル商品を販売する小売店「10FACTORY」、飲食業「vimi」、フリーペーパー「oic:matsuyama」、不動産業など、わずか7年間で数々の事業を急拡大しているスゴい人が本日登場する!
そんな彼だが、学生時代は学業をさぼってパチンコにのめり込んでいた。
彼は何故、事業家を目指すことになったのだろうか?
さあ・・・株式会社エイトワン代表取締役 大籔崇様の登場です!
「大好きな愛媛に恩返しを」
大学生時代は、ほぼ毎日パチンコ店に通って朝から晩までパチンコをしていました。
その方が、アルバイトをするよりお金を稼げると計算し、月に平均20万円ほどは勝てていました。
勉強はほとんどしていませんでしたね。
就職活動の時期になり、パチンコ業界に就職しようと思ったものの、不採用。
自分の最も得意な分野でさえも手応えを得られず、こうなったらどこに行っても通用する自分を作ろうと資格取得に向けて勉強を始めました。
簿記やファイナンシャルプランナーの勉強をするうちにそれまで全く知らなかったお金の知識がつき、家をローンで買うと約2倍のお金を払う事になるので、現金で買いたい。
老後の心配をせずに生きるためには2億円あれば安心だ。
という考えを抱くようになっていきました。
卒業後、200万円を元手に株式投資を始めました。
最初の目標は、現金で家を買うための3,000万円。
日中は株、夕方からは税理士の予備校通いと海外の市場研究の日々。
一時は残高が35万円まで減りましたが、研究に研究を重ねながら投資を繰り返して3年半で25億円まで増えました。
その後のライブドアショックがあって、最終的に残高が15億円になったところで株取引をやめました。
2億円の何倍ものお金を手にして欲しい物を一通り買い、安心を手に入れましたが、幸せには感じませんでした。
「人間の本当の幸せとは何だろうか?」
という贅沢な悩みを持ち、人間の本能は、人の役に立つこと、世の中をより良くする事だと気付いたのです。
株でこれだけ上手く行ったのは、きっと大好きな愛媛が僕に与えてくれたラッキーなんだ。
自分が頂いたものを皆で分かち合う為に、愛媛のみんなが喜んでくれる事をしよう。
そこで、道後温泉から観光で地域を活性化させようと、未経験から旅館・ホテル経営を始めました。
最初は不安で、正直なところお客様にも満足してもらえていなかったと思います。
でも、ひたすら実践で経験しながらホテル業を学び、少しずつ事業が軌道に乗り、その後の小売店などにつなげる事ができたのです。
今は事業を通じて地域の方の役に立てていると思えるので、この選択に後悔はありません。
将来の目標は、会社を3千億円企業に育てること。
道後の観光名所「道後温泉本館」の来場者数の2倍の240万人が訪れる新たな観光名所を作り出したいですね。
そのために僕はラッキーをもらったので、この役割を果たさないと幸せにはなれないと思っています。
これからも、何事にも常に全力勝負でいきます。