有名企業のCMソングを数多く手掛けるスゴいシンガーソングライター!

SAYURI(石川さゆり)やゴスペラーズなど、多くの有名アーティストが歌うサントリーのCMソング「ウイスキーが、お好きでしょ」
この曲を作曲し、デビューから36年、日本のポップス界をリードしてきたスゴいシンガーソングライターが本日登場する。
彼は多数のCMソングを手掛けるほか、松田聖子、松任谷由実、竹内まりやなど多数のアーティストへの楽曲提供やアレンジも行っている。
彼は小学生でビートルズに出会い衝撃を受け、中学生になると早速オリジナルの曲作りを始めた。
大学時代に数々のコンテストに出場して実力を付け、20歳の頃にデビュー。
ミュージシャンとして順調に夢を実現していった彼だが、ある時、生死をさまようことになる。
その経験が、彼の人生に大きな影響をあたえたと言う。
人生についての気付きを語っていただきましょう!
さあ・・・シンガーソングライター杉真理様の登場です!

「偶然を大事に、前向きに生きる」

ミュージシャンとしてデビューすることができ、働き盛りの24歳の時に、風邪をこじらせて急性髄膜炎になってしまったんです。
重い病気で、死んでしまう可能性もありました。
「もう音楽活動なんてできないんだろうな」と考えもしました。
幸運にも手術をしてなんとか治すことができたのですが、この時の入院生活で
「普通に生きていられることが本当に素晴らしいことなんだな」
と心から感じました。
そして、大きく2つのものの見方が変わりました。
一つは、新しいことにどんどん挑戦していこうと決めました。
それ以前は、「自分はシンガーソングライターであって、他のミュージシャンに曲を書くなんてできない。CMソングなんて作れない。」と、やってもいないのに、先入観で無理だと決めつけていたんです。
でも、「やらないで後悔するくらいなら、やって失敗したほうが後悔しない」って思い切りよく生きるようにしたんです。
入院生活が無ければ、楽曲提供なんて考えなかったし、「ウイスキーが、お好きでしょ」も作れなかったと思います。
もう一つは、多少の嫌なことや辛いことがあっても、足りないものに不満を感じるより、今あるものに感謝できるようになったんです。
あの時の入院生活を思えば「こんなにハッピーで幸せな生活無いな」って思うんです。
人間て、ほとんどのことをわかっていない。
わかっていないってことを知るのが“大人になる”ってことなんだと思うんです。
いま持っている能力や状況だけで判断して、「自分にはできない」と未来を決めつけたりしてはいけないんです。
いろいろな偶然が素晴らしいところに導いてくれたりします。
迷った時こそ冒険の始まりなんです。
自分の人生に期待を無くさなければ、幸運を見逃さないんです。
偶然の、奇跡的な出会いって本当にあるんですよ。
このことを多くの若い人に伝えたいです。
夢を描くのは若い人、夢を実現させるのは大人なんです。

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