24時間で最も多い曲数を1人で弾いたギネス世界記録を持つスゴい人!

ショパンの作品全212曲を18時間かけて全曲暗譜演奏の偉業を成し遂げギネスブックのタイトルを獲得した。
日本全国からコンサートの依頼が殺到し名実共に日本の音楽会をリードするピアニストが本日登場する。
ギネス世界記録に挑もうとした時、周りからはそんなことは出来ないと冷ややかな目で見られていたという。
彼があきらめず達成できた理由とは?
さあ・・・ピアニスト横山幸雄様の登場です!

「自然に身を任せる」
『一日でショパンのピアノソロ全作品をコンサートで演奏する』このことは実は29歳の時に考えたことでした。当時は誰にも相手にされませんでした。そんなことやっても人が集まらないとか、会場から許可が下りないとか言われて・・・これまでにも7年かけてショパン全曲演奏会を行ったことがありますが、シリーズの後半にはもう何年も前の演奏のことなど忘れてしまっている・・・。
ならば、ショパンが一生を通して何を考え、何を伝えたかったのか一日で全曲演奏したら見えてくるのではないかと思ったんですね。
そのコンサートはすぐには実現しませんでしたが、特に落ち込んだりしませんでした。
私はいつも高望みせず、自然に身を任せ、出来ないとあきらめるのではなく自分の身の丈に合ったことから物事を始めます。出来ることからやろうと考えを切り替えます。
だから、あまりネガティブな感情になることは無いですね。自分の不得意なことは周りの人に任せますし。
自分が一日でショパンの曲を全曲弾いたのはギネスブックに載りたかった訳ではなく、ピアノの演奏に興味を持つ人を一人でも増やしたいという想いがあったからです。
色々なエンターテイメントが存在する中でピアノやオーケストラの音楽を楽しむというこの文化が衰退してほしくない。
もちろんより深くピアノの曲を楽しんでいる人に満足してもらうことも心がけています。
何かをしようとしたときにいきなり高次元なことを始めようとするのでは無く、
自分に出来ることからとにかく没頭してみるのがいいと思いますよ。

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