『メリージェーン』
だれもが知るこの曲をロングヒットさせたスゴい人!が本日登場する。
発売から7年で50万枚を売り上げ、日本フォノグラム(現:ユニバーサルミュージック)主催の「ゴールデン・ミューズ賞」も受賞をした。
しかし、新人時代に作った曲で評価され続けることや、自分が評価されたい部分と評価されている部分の違いに、葛藤が長い間続いた。
その葛藤の時期を乗り越え、今は全力で音楽活動に取り組んでいるという。
その心境の変化は何だったのか。
さあ・・・WILD MUSIC SCHOOL校長つのだ☆ひろ様の登場です!
「人のために生きる」
つのだ☆ひろと言えば“メリージェーン”。この曲がロングセラーを記録したことからずっとそう言われ続け、今でもその印象を持たれることが多いです。
実は、この10年程前まで自分の中では愛情を注ぐことのできない曲でした。私としては数百ある作品の一つです。
デビューして間もない時に作った作品で評価され続けることに対して、怒りを覚えたこともあります。
コンサートに行けば必ず“メリージェーン”は組み込まれ、新曲よりもリクエストされ続けることで、メリージェーンに対する愛情が薄くなる時期がありました。
30年くらいずっとそのことに対して悩み続けていました。
ある日、きらきらと光る夜景を見た時、思ったんです。
『光る一つ一つの窓には人がいて、家庭があって。その人たちがコンサートに来る時は、必死に稼いだお金を使って来てくれるんだよな。』
そう思った時に、自分のためではなく、人のために生きようと思いました。
コンサートに来てくれている人が求めているものを全力で提供し、とにかく喜んでもらえることだけに集中するようになりました。
ミュージシャン、作曲家、ミュージックスクールでの講師や講演など、様々な活動を行っていますが、人のために生きることは共通しています。金儲けではなく、人儲け。
これを貫きたいと思います。