子供から大人まで夢中にさせる人形を生んだすスゴい人!
“香山リカ”
こう聞いてわかる人はいますか?
すごい、有名人です。
でも、1人じゃないです。
今日までに日本の人口の半分近い6,000万人の香山リカが生まれました。
そう、あの“リカちゃん人形”です。
今日の男は爆発的ヒット商品
“リカちゃん人形”の生みの親。
ヒット商品が生まれるまでの努力と思考が今、明かされる!
さあリカちゃん人形の生みの親 小島康宏様の登場です。

「love letter from ○○」
元はタカラビニールという浮き輪など夏商品だけで年間売上を作ってた小さな町工場。
社長から「海外では着せ替え人形が売れているらしい。折りしも今日は赤穂浪士討ち入りの日、わが社も着せ替え人形に乗り出して人形業界に討ち入りしよう担当は小島、君だ」
のひと言。
26歳で社運を任された仕事、不安は無い。とにかく「やるしかない」という気持ちが自然と湧いた。
しかし既にバービーが有名5番手という不利な状況下、差別化を考えた。
この商品は誰の商品か「誰の為のラブレター」をどう書くのか考えた。
少女マンガを読んでいる内向的な高学年を対象とした。
マンガという二次元の世界を三次元の人形で作り上げる努力をした。
少女マンガを全て読み、気に入ったマンガを切り抜き、人形職人の方へお願いした。
近くの小学校に行き、学校帰りの女の子達に試作品を見せ、反応を確認。
希望価格まで聞いてみた。
そしたら驚く事に弱気な営業が付けた価格より倍の値段を言ってきた。
小学生を集めて衣装コンテストを開催しどの服が売れるか調査。
後からこれがマーケティングと知った。
試験でも一生懸命やったら発表が待ち遠しい。
逆に何もしなかったら神頼みでしょ。商品開発も神頼みではダメ。
一生懸命熱烈なラブレターを書けばお客様は、潜在的に
・ピカ(「あっ、コレ!」と目を引いて)
・カク(「カク」とうなずいて)
・スー(「スー」っと手が伸びて購入)
と商品を購入する。
作り手はトキメイテ仕事に取り組まないと良い商品を生み出せません。

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