偉大すぎる詩人の残した言葉を守るスゴい人!

心に染み入る短い詩と独特の書体。

日本中、いや世界中でその方の言葉で何人の人が救われ、何人の人が勇気をもらい、何人の背中を押してきたのだろうか。

あまりに偉大すぎる詩人の言葉をこれからの時代に残すことこそ天命とする男。

さぁ相田みつを美術館を守り続ける男、相田一人様の登場です!

 

「父の残した言葉たちと生きる」
書家・詩人として独自の道を歩み、
60才の時“にんげんだもの”の出版を機に世に知られるようになったものの67才で急死した父。
父の亡くなる3日前…私は、看病疲れのせいか駅の階段から落ちて全治6ヶ月の大怪我を。
その後半年間の入院生活を送ることになりました。
入院中に、父の遺作集の編集をしました。退院後は遺作展を全国各地で行い、その流れの中で美術館が生まれました。
もし・・・あの時の怪我がなかったら、私は美術館を造らなかったかもしれません。
美術館のオープン当初は、まだまだ父の知名度は低く悪戦苦闘でしたが、
「その時の出逢いが/人生を根底から変えることがある/よき出逢いを」
という父の言葉のように、多くの出逢いによって、現在の美術館があります。
 私は、常々スタッフに、“君たち一人一人が美術館なんだ”と言っています。
お客様の中には、悩みを抱えた方やご病気の方もいらっしゃいます。
せっかく作品に感動してくださったとしても、我々スタッフの応対が悪いと、本当にがっかりされてしまいます。
 「七転八倒/つまづいたり/ころんだりするほうが/自然なんだなあ/にんげんだもの」
と父の書にあるように、人生、うまくいくことよりもそうでないことの方が多いのですね。
そんな時、ぜひ当館にお立ち寄りください。

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