テレビドラマ「嵐シリーズ」で人気を博した俳優のスゴい人!

本日登場するスゴい人は、1980年にコカ・コーラのCMでデビュー。
1982年、大正製薬の「リポビタンD」のCMに出演し、「ファイト!一発!」のキャッチフレーズとともに一躍人気を博した。
同年『オン・ザ・ロード』で映画デビューし、以降『嵐シリーズ』三部作で好評を博した。
また『ウルトラマンガイア』で司令官役を演じたことから、子ども世代の人気も高い。

さあ
俳優
渡辺裕之様の登場です!

「魅(み)は与(よ)に生じ 求(ぐ)に滅す」

写真屋の息子として生まれ育ったことと、小学校2年生からのボーイスカウト体験。
この二つの原体験が、今の僕を作ったと言っても良いくらいだ。

父はよく、幼い僕をカメラの前に据えては、何度もシャッターを切り続けていた。
子ども心にも、レンズ越しに父の温かい視線を感じ、「撮られる側にいたい」という思いを抱いたのはごく自然なことだったと思う。
また、小学生のころはテレビで怪獣映画や海外ドラマがよく放映されていて、劇中で銃などを扱う俳優の格好良さにも憧れたものだった。
ボーイスカウト入団も、それが一番のきっかけだったのではないかな。

大学生になって上京してからは本格的に役者としての活動をはじめ、それと並行してルフトハンザ航空でアルバイトを経験。
ここで鍛えた語学力が、その後に大いに役立った。
と言うのは、大学卒業後に仕事がなかった時、たまたま成り行きでスウェーデンから来日していたモデルたちの通訳を務め、その関係で彼女たちのマネージャーをすることになったから。
彼女たちを多くのクライアントに売り込む過程で、顧客リストのようなものが自然とできて、それを自分の芸能活動にも活かすことができたからね。
その先にあったのが、初の主演作でもある『オン・ザ・ロード』。
今でも「あれを観て警官を志望した」という声をよく聞くんだ。嬉しいものだよ。

常に何かしらの不安がつきものの仕事であるのは事実だと思う。
自分に出来るだろうか、というのはもちろん、いつまで続けられるだろうか、仕事自体が来なかったらどうしようか、とかね。
特に、僕などは大手の事務所にいた経験もないし、また性格面においても柔軟性というか、融通の利くタイプではないから、なおさらそう思うのかもしれない。
この世界で今までやってこられたのが奇跡だとさえ感じることもある。
ただ、不安そのものが逆にエネルギーになり、自分を後押ししてくれる、そんな場面が確実にあるから、ずっとやってこられたのかもしれないね。
三度の飯より好きなことがある、そう思えることは強みだよ。

そして、そんなふうに「好き」を通せば、必ず敵が現れる。これは仕方のないこと。
そういうのが嫌いだという人も常にいるからね。
そんな時、怖くなって後ろを振り向いてしまうかもしれない。
だけど、そこには味方もまた常にいることがわかるはず。見てくれているはず。
信じてあげよう、味方の存在を。

◆渡辺裕之 公式ホームページ
http://hiroyuki.unicorn-net.com/

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