【秋元 義彦】特許を取得したパンの缶詰を開発したスゴい人!

秋元 義彦

昭和22年に創業し、栃木県の那須高原で2店舗のパン屋さんを経営し、世界からも注目を集めるスゴい人が本日登場する。
67年続く老舗ベーカリーであるが、彼らの開発した「パンの缶詰」が今世界から注目を浴びている。
製造から3年が経っても焼きたてのパンのようにふわふわで柔らかく、その味の種類は25種にも及び、日本を始め世界各国で特許を取得しているのだ。
更に、そのパンの缶詰を活用した新たな海外途上国支援「救缶鳥プロジェクト」も行っている。
誰もが成し得なかった事を成し遂げるスゴい人の考え方とは?
さあ・・・株式会社パン・アキモト代表取締役 秋元義彦様の登場です!

「日々新たに」

阪神淡路大震災の発生直後、創業者である父が被災地に焼きたてのパンを届けようと考え、栃木から神戸までトラックをリレーして2000個のパンを運びました。
2日後には到着し、一部は避難していた人たちに食べてもらえたのですが、彼らは後から避難してくるかも知れない人のためにパンを残していました。
パンは保存性が低いので数日経つと酸化してしまい、美味しくなくなって、結局一部はゴミになってしまいました。
そんな時、被災者の方から「乾パンのように保存性があって柔らかいパンを作ってよ」と言われたのです。
私たちの店には大きな研究施設もないので最初は無理だと言いましたが、職人魂に火がつきました。
それからは、仕事が終わるとパンの保存に挑戦をする日々。
少しでも菌が入ると劣化の原因になるので、いくつものパッケージ方法や殺菌方法を試しました。
うまく行ったと思うと新たな課題が生まれる事の繰り返しでしたが、ふわふわで美味しいパンを3年後も安心して食べてもらえるように試行錯誤を繰り返しました。
何度も諦めそうになりましたがその間もずっと被災地の方と連絡を取っていて、「まだできないの?」と言ってくれていたから、できるまで続ける事ができました。
そうして缶入りのパンが完成し、今もその製法を続けています。
初めは全然売れませんでしたが、きっといつか役に立つ日が来るだろうと信じ続けていました。
新潟県中越地震が発生した時には学校給食として使用され、少しずつ認知が広まり販売数も増えましたが、
数年後ある自治体さんから「賞味期限が切れるから、新しい物を買いたい。古い物の処分もして欲しい」と連絡があったのです。
私達は職人ですから、パンを食べて喜んでもらいたい。
私は途上国の支援に行って飢餓に苦しむ人たちを見ていたので、何とかして期限の近いパンをゴミにせずに途上国の人に届け、社会貢献に役立てたいと思ったのです。
回収し海外へ搬送するための輸送コストや品質チェックにかかるコストなど課題はたくさんありましたが、アイデアや人手、輸送手段の提供など様々な形でご協力くださる方々のおかげで、救缶鳥プロジェクトが完成しました。
そして東日本大震災の発生時には、広島の方を始め多くの方がご自身の備蓄していた缶を東北に送ってくださり、大変喜んでいただく事ができました。
これからも、パン職人として社会や世界に対してできることを続けていきます。

◆株式会社パン・アキモト
http://www.panakimoto.com/

◆株式会社パン・アキモトFacebookページ
https://www.facebook.com/pan.akimoto.kyucancho

※上記サイトは、一部携帯では見られない可能性があります。

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