【大谷 實】学校法人同志社の総長を務め学校改革をしたスゴい人!

大谷 實

同志社の歴代の総長が成しえなかった、中学校の移設と小学校の新設。
同志社学園内の各学校は自主自立で運営されており、多数の反対があったために、実現は困難を極めていた。
しかし、本日登場のスゴい人!はその状況を打破し、移設を実行し、小学校を新設。
これにより、幼・小・中・高・大の一貫教育を整えた。
大学の学部も50年ぶりに6学部増やすなど、学校改革を行った。
どんなに困難な状況におかれても決してあきらめない志を持つことが大切だという。
さあ・・・学校法人同志社総長 大谷實様の登場です!

「志」

同志社の総長になる時の決意は、中学校と高校を統合して、京都市の岩倉に移転させ、合わせて小学校を作り、幼・小・中・高・大の一貫教育を行うということでした。
でも、これが一番苦労した。
これは、何十年もの間同志社の課題で歴代の総長も取り組んだけど、結局できなかった。
同志社の大学の基礎は中学校からという想いが多くの中学校の先生の中にあったから移転をして小学校を作ることに大反対を受けた。
それに、それぞれの学校は自治自立で運営されているので中学校がウンと言わないと実行できない。
でも、土地の問題があって移転をしないと大学の拡張ができないので変えなければ、同志社の発展は無かったのです。
まずは、中学校の校長に「このままだと大学も同志社全体もダメになる」と説得をして賛同者になってもらいました。
それから2年ほどかけて、中学の先生全員を集めて夜中まで及ぶ教職員会議が実現しました。
最終的には中学校の先生の間で投票をして1票差で移転することが決まりました。
絶対不可能と思われることでも、諦めなければ何とかなるものですね。
学校外の活動では、犯罪被害者の救済の運動にも力を注ぎました。
40年程前は、今とは状況が違って犯罪の被害者の存在はクローズアップされておらず、損害賠償の実態調査をしたら、ほとんどもらえていなかった。
裁判をやっても金ばかりかかると泣き寝入りする人が大半でした。
イギリスでは、犯罪被害者救済の制度が普及していることを知り、留学して調査をしました。
知れば知るほど、日本にも導入しなければいけないと思いました。
帰国後に刑法学会でまとめて発表したけれど、最初は誰も知らん顔でした。
この問題をそのままにしても、被害者の環境は改善されないので、諦めずチャンスを待ちました。
もう一度発表する機会をもらった時には、否定的な意見も言われましたが、学界の権威のある方から「大谷君は犯罪被害者の母になる。すぐにやりなさい」と言ってもらいました。
それから法務省と警察が動き出し、実際に制度が出来上がるまでに10年かかりました。
私は、これは何としてもやらなならんということは比較的実現してきた人生だと思います。
そのためには、自分で“しなければならない”と決意を持つことが大切ですね。
誰でもそのような志を持っているはずです。
志を決めたら、決断して実行に移すこと、これが大事です。

◆学校法人同志社
http://www.doshisha.ed.jp/
※一部携帯では見られない可能性があります。

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