JOCの会長として2020年オリンピック招致活動を成功させたスゴい人!

新年あけましておめでとうございます。本年も読者の皆様の成功と幸せをご祈念申し上げます。
日刊スゴい人!は、今後さらなる新企画を皆様にご提案させて頂きます。益々バージョンアップする日刊スゴい人!に是非ご期待ください。
本年も変わらぬご愛顧をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

2020年東京オリンピックが決定しました。
あの感動がまた日本にやってきます。
記念すべき2014年1月1日の新年号には、そのオリンピック招致活動を成功に導いたスゴい人!が登場する。
オリンピック招致をするにあたり
“東日本大震災”
“支持率の改善”など
多くの問題が立ちはだかった。
彼はどのようにしてその問題を解決していったのだろうか?
さあ・・・公益財団法人日本オリンピック委員会 会長 竹田恒和様の登場です!

「2020年東京オリンピック招致」

1964年の東京オリンピックで世界のパフォーマンスを目にした時、『世界の競技レベルはこんなに凄いのか』と感嘆しました。
戦後20年も経たずに、東京オリンピックを大成功させた。
そして大活躍をした日本人を見て、自信を持ち、誇りを感じた。
次代を担う日本の若者にも同じ気持ちを味わって欲しいと思い、オリンピックを日本に再び招致することを決意しました。
東京オリンピック以降は獲得メダル数が下降線を辿っていました。
日本は企業がスポーツを支援していたので、バブルの崩壊とともに企業の支援がなくなり
弱体化が進んでしまったのです。
そこで、日本もナショナルトレーニングセンターを作るなど他国の様に国がスポーツをサポートする体制を作りました。
その結果、2004年のアテネオリンピックで初めて、東京オリンピックを超える成績を残すことができました。
2016年のオリンピック招致活動でリオデジャネイロに敗れ、再び招致活動を始めようとしたのですが、
2011年3月11日に東日本大震災があり、オリンピックを招致してもいいのかという疑問が出てきました。
震災に対してスポーツが貢献できることは何かを見出すために真剣に話し合いました。
その中で、オリンピアンが子供を支援するイベントを開催したのです。
親を亡くした子供がオリンピアンと一緒に汗を流して見せたその笑顔を見て、スポーツが子供に勇気と将来の希望を伝えられるという思いが沸いてきたのです。
東北各県の知事にも話をして、オリンピックを成功させて被災地ひいては日本全体を元気にする起爆剤にするために、オリンピックの招致活動をすることに賛同してもらいました。
招致活動の大きな障壁になったのは、オリンピック招致に対する国民の支持率でした。
70%を超えないと難しいのですが、前回の招致の時は55.6%でした。
ロンドンオリンピックで38個のメダル獲得という素晴らしい成績を収めると、帰国後に企画した銀座パレードには、予想の10万人を大きく上回る50万人もの人が集まってくれました。
選手達の活躍が日本国民の支持を高めたことに感謝をしています。
最後のプレゼンでは、皆で気持ちを一つにしてエモーショナルに伝えることができた。
支えている人たちも含めて、素晴らしいチームで招致活動ができたと誇りに感じました。
東京に決まった時は、全ての人に感謝の一言でした。
2020年の東京オリンピックが日本を大きく飛躍させた年だと皆の記憶に残るように、一緒に盛り上げていきましょう!

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