【武蔵丸 光洋】大相撲第67代横綱として活躍したスゴい人!

武蔵丸 光洋

ハワイで育ち、相撲の経験が全く無い状態でスカウトを受け、日本の相撲部屋へ弟子入りをした。
言葉の壁が立ちはだかる中、日々努力を積み重ねる中でその才能はいかんなく発揮され、やがて横綱へと上りつめた。
現在は、武蔵川部屋の親方として弟子達の育成に力を注いでいる。
彼の哲学は実にシンプルだ。
頂点を極めたスゴい人の勝利の法則とは?
さあ・・・武蔵川部屋 武蔵丸光洋様の登場です!

「自信をつける」

日本に来て大変だったのは、やっぱり言葉だね。
稽古をしていても、「前」とか「後ろ」さえも分からない。
でも、毎日ジェスチャーを交えて指導してもらって、分からなくても日本語のテレビを見て
日本語ばかりの環境にいたら、段々耳が慣れて聞き取れるようになってきた。
体で覚えちゃったよ。
稽古は大変だとは思わなかったな。
稽古やトレーニングをして強くなれば、勝てる。相手を倒せる。
そう思うと、楽しくて仕方なかった。
そういう気持ちが無いと勝てないんだよ。
それに、稽古をすると自信がつく。
よく、「自信がない」と言う人がいるけど、師匠が教えてくれる事でできない事なんて無いんだよ。
できない事は教えないからね。
だから、教わった事はできるまでとにかく練習する。
できるようになると、自信がつくからね。
一番つらかったのは怪我をした時。
左手の手首を傷めたんだけど、何をしても完治までには2年かかると言われたんだ。
だけど立場上、2年も休めないんだよ。
1年休んで、これ以上休めないと焦って土俵に戻ったら、やっぱり完治していないから良い結果が出せなくて、それで現役引退を決めたんだ。
だけど、後悔はしていない。
土俵の中で挑戦をして結論を出したから、後悔せずに済んだんだよね。
その経験があったから今日がある。
弟子たちに、自分が最後までできなかった事をさせてやりたい、という気持ちで指導しているよ。
指導をするときには、気持ちと体のケアに気をつけて、常に明るい部屋にすることを心がけているね。
弟子入りして来るのは何も分からない人ばかりだから、できるだけ稽古場から離れないようにしてゼロから教えているよ。
勝つ為に大事なのはスタミナと自信と体のケアだね。
がむしゃらにやったら壊れちゃうから、食べ物やマッサージのアフターケアをしっかりして、体を労わりながら少しずつ成長して行く。
そのために、一人ひとりに合った指導をするんだ。
皆それぞれ得意な事なんかも違うから、基本は同じでも同じ稽古をしたんじゃ成長しないんだよね。
僕は相撲の世界にスカウトされて、日本に来るときに相撲で何とか生きていこうと覚悟を決めてきた。
何をやるにも、覚悟を決めて思いっきりやる事が大事なんだ。
中途半端な気持ちでやっても後で「やればよかった」と後悔するだけだから、とにかく思いっきりやる。
そうすれば結果は後からついて来るんだよ。

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