【天野 篤】天皇陛下の心臓手術を担当した冠動脈バイパス手術の第一人者!

天野 篤

日本の心臓外科医が1年間に行う執刀数は50件が平均という中、年間400件以上の手術を手がけ、成功率98%という神の手を持つスゴい人!が本日登場する。
世界最高水準の医師が集まる米国胸部外科医師会(STS)の正会員にも選ばれている。
その冠動脈バイパス手術に対する知識、技術、スピードともにずば抜けており、日本のみならず世界からも認められている。
今年の2月18日日本国民は、天皇陛下の心臓手術が成功する事を心から願った!
そこには、国民の想いを一身に背負い執刀した医師がいた。そして見事成功に導いた。
さあ・・・順天堂大学 心臓血管外科教授天野篤様の登場です!

「チャンスは自分で見つけるもの」
少年の頃から探究心が強かったのです。小学生の頃は勉強が得意でしたが、中学入学後は勉強そっちのけで体力づくりに励んだ為、成績は落ちる一方でした。それでも高校は進学校に入学。
入学時は東大に入れるほどの順位にいたので、油断をして勉強をしなくなり、また成績は落ちてゆきました。
この頃の夢はスキーヤー。しかし、収入が不安定だと知り、病弱だった親を養うことができないのでやめました。
予備校時代はパチンコにはまり、パチプロも悪くないなと思ったのですが、やはり親のことを考えてやめました。
結局、親戚から医者になれと勧められ3浪して日大の医学部へ。何より早く一人前になってその後心臓病とわかった親に楽をさせたい気持ちでいっぱいでした。
心臓外科医になってからは、1日に手術を2例行い夜の9時。
食事をして寝て、深夜1時に起きて論文を書く。新聞配達が始まる時間に家に帰りシャワーを浴び、2時間ぐらい寝てまた病院に行く生活を続けていました。
ある時、良く当たると評判の占いの先生を紹介され見てもらうと、寿命はあと2年ぐらいかもしれない。
回避するには出来るだけ多くの人に施しなさいと言われました。
講演や出版の依頼を受ける事や、お年寄りに席を譲る事など、自分が今まで患者さんを治療してきたこと以外のことを進んでしなさいということでした。
言われたとおり実行すると約2年後に大学教授の話を頂き、天皇陛下の手術も担当することになりました。
私は手術をする時に頭を使ってないと思います。
目から入って手足が勝手に反応するような感じです。頭を使う事は異常事態なのです。
コンピュータで言うと、ハードディスクにアクセスすると遅いけどメモリは早いのと同じです。
手術の画像を沢山頭の中にメモリとして入れています。患者さんを診た瞬間に頭の中からデータが現れるのです。
スピードが速いのは、その思考のためかも知れません。
世の中には、回転と言うか、ねじれというものがあると思うのです。そのねじれと同じ方向に自分がねじれていると止まって感じるし、逆にねじれていると倍の力が必要になります。そんな時は何をやっても上手く行かなかったりします。ねじれを感じるにはもう1人の自分を持ち、冷静に自分を俯瞰する事が大切。
人生の中でねじれがピタリとあったと感じた時は、正答率94%を記録した国家試験や今回の天皇陛下の手術です。
チャンスはみんなに平等にありますが、チャンスを見つけるためのメガネは努力をしなければ手に入らないのです。

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