【佐藤 可士和】数々のグローバル企業をブランディングするアートディレクター

佐藤 可士和

楽天、UNIQLO、カップヌードルミュージアム。UNIQLOに至っては、グローバル戦略を任されている。今、最も注目さているアートディレクターが本日登場する。
ブランディングとはどのようにして行うのか?その本質について披露していただきましょう。
さあ・・・アートディレクター、佐藤可士和様の登場です!

 

「クリエイティブ魂」
高校2年生の時に美術大学に入ろうと考えた時が、僕の人生のターニングポイント。そこから、軸は全く変わっていない。
美術予備校の冬季講習会に行き初めてデッサンを描いた時に、僕は一生これでやっていこうと、バーン!って雷に打たれたような感覚になった。
今から思い返すと、その瞬間からプロとしての生活がスタートしていました。
多摩美術大学を卒業して、博報堂で11年間デザイナーとして働き、独立。
今サムライでやっていることは、クリエイティブとビジネスをつなぐ仕事。デザインや広告の枠に囚われず、仕事をしたいと思いました。
以前は、テレビコマーシャルや新聞広告などを作っていましたが、今は、UNIQLO全体をブランディングしたり、携帯電話をデザインしたり、カップヌードルミュージアムをトータルプロデュースしたり、ありがたいことに毎回やったことが無い仕事がくる。
それ故、『どうやったら良いんだろう?』ってもの凄いプレッシャーがかかります。
課題をクリアするためにも、目標設定のレベルをすさまじく高くし、良いものができるまでアイデアを出し続けます。例えば、UNIQLOのロゴを提案する時でも、数えられないぐらい、それこそ何百個というパターンはデザインしました。結果としてプレゼンテーションの場に持っていく案が5個ぐらいできたかなという感じです。
また、何をやるべきかを明確にするために、UNIQLOの柳井社長とも1対1でしっかりと話し合いました。
クライアントの無意識の中にある、言葉にできないものを引き出す作業なので、聞かれている方は、相当キツイと思います。
UNIQLOのカタカナロゴも、柳井社長が心の中でずっと思われていたことがアウトプットとして形に表れたという感じです。
『そうそう、自分たちのやりたいことはこういうことだったんだ。』
心の底から納得して決めたことは、コロコロとは変わりません。このベースを共有するプロセスはブランディングにおいて大切なことです。
僕の仕事は、いわばコミュニケーションコンサルタント。企業の“やりたいこと”を明確化し経営をブランディングの側面からサポートする仕事。
これからもどんどん新しいことにチャレンジして企業のブランド価値を高めていきたいと思います。

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