【大木 トオル】大きな愛情で日米を繋ぐ伝説のイエローブルース

大木 トオル
日米のブラックミュージックの架け橋となり、2001年のN.Y.テロ追悼チャリティーコンサートには、唯一の東洋人として参加。
ブルースを日本に広め人々の心に優しさを届ける彼は・・・ただものではなかった!
なんと、彼は、社会福祉活動・動物愛護活動にも尽力し“セラピードッグ”育成の日本におけるパイオニアなのだ。
保健所で処分待ちの犬を訓練し高齢者施設を訪れる。
犬の純真無垢な心に触れ、入所者に奇跡が起こる。
犬と音楽。
一見関連性が無いと思えるかもしれないが、どちらも人の心の傷を優しく癒してくれる存在。
さあ、国際セラピードッグ協会代表、大木トオル様の登場です。

「ソウルミュージック」
幼少のころ、吃音障害が原因でいじめにあっていました。
授業中に教科書を読み上げる時に、後ろから消しゴムを投げられたり、「あ行」がうまく発音できずに、
笑われたりしました。
そんな時、犬が唯一の友達でした。犬は、どもっても、私の言葉を待ってくれるのです。
今は、セラピードッグの活動をしていますが、末期がんの人や認知障害の人が良くなったりと、犬の優しさは、治癒力を高める効果があるんです。そんな犬の存在ともうひとつのある重要なきっかけで私は吃音障害を克服しました。そのきっかけとは、ブルースでした。育ててくれたおじいちゃんから聞かされた、アメリカ音楽に衝撃を受けました。「これだ!」と思いました。
歌を口ずさんでいる時は、どもらなかったんです。やがて私は音楽の道を進むことに決めました。
当時日本のレコード会社は、ジャズやブルースはマニアックな音楽として捉えていましたので
ブルースの本場ニューヨークに渡りました。
半年が経とうとした時、壁にぶちあたりました。
だって、たまたま乗ったタクシーの運転手の方が、歌がうまいんですよ。
正直落ち込みました。
しかし肩を落とした私の思いはBig Mamaというゴスペルのアーティストが教えてくれた「生き残るためのコツ」によって再燃します。
・・・
「歌をうまく歌おうと思うな。魂を込めろ。そして、どんなに酷いことが自分に降りかかってきても、決して周りを恨まないこと。全てを歌に託せば伝わる時が来るよ。」
これぞソウルミュージックの真髄だと思いました。
この言葉がなければジョンリーフッカーやアルバート・キングといったブルースの大御所ともツアーをまわったり、日本でブルースを広めることもできなかったでしょう。

Big Mamaの教えのように、たとえ障害があろうとも目の前に高い壁が立ちはだかろうとも、常に前向きに、壁を壁だと思わず、魂が生き生きする方向に、自分を向けていくことが大切ですね。

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