本日登場するスゴい人は、日本で初めて度つきメガネのインターネット販売を可能にしたスゴい人。
メガネを販売する際には度数やかけ心地などの調整が必要となるため、非対面での販売は困難と思われていた。
しかし、彼は5本までは送料無料で自宅での試着を可能にし、更に全国約850店舗のメガネ店と提携してアフターフォローを受けられるようにして、メガネのインターネット販売を実現したのだ。
また、インターネット販売ならではの商品数の多さで人気を博し、月間ユニークユーザー数は約40万にのぼる。
革新的なサービスが生まれるまでに彼は多くの人々に出会い、多数の事を学んできた。
立ち上げまでの経緯を教えてもらおう!
さあ・・・オーマイグラス株式会社 取締役CEO 清川忠康様の登場です!
「インターネットで日本の産業を世界へ」
起業家の家系に生まれ、幼い頃から自分の人生を自分でコントロールする必要があると感じていました。
中学時代、勉強はできなかったものの起業家として生きるためには学歴も重要だと気付き、必死に勉強して慶応義塾高校に進学しました。
当時はインターネットバブルを迎えた頃で、日本経済はアメリカの影響を強く受けていると知りました。
活躍されている人はハーバード卒も多い。
日本にいては遅れてしまうと思い、慶応義塾大学在学中に休学しアメリカの教育を見に行きました。
そこには、日本の教育とは全く違う自由な教育がありました。
今まで自分が勉強してきたことでは世界を舞台にビジネスで勝てるはずはない。
そう思い、英語も話せませんでしたが、アメリカの大学へ行きました。
学ぶことが多く、2日に1度は徹夜の毎日でしたね。
アメリカの大学院を卒業後、一度は就職したものの、小泉内閣の時代になり、日本の再生に力を使おうと民間企業の事業再生会社へ転職。
ところが中小企業の再生をしていると、これは時代錯誤では!?と思うように。
世界の動きを見ていると、20年後にはおそらく今あるビジネスの半分は新しいビジネスになっているだろう。
事業再生というアプローチが間違っているならば、今無いビジネスを作ることが本当の日本再生である。
でも、自分には能力もアイデアも無い。
世界で活躍する数々の経営者を輩出したスタンフォード大学は、新しいビジネスが生まれるホットスポット。
もしかしたら自分がリード出来る力を付けられるかもしれないと思い、一生懸命勉強してスタンフォードに入学しました。
世界から天才が集まる大学です。
お陰で身近な人間が大成功をしていく姿を間近で見て、最前線で戦っている経営者とも直接意見交換も出来、自分にも出来るというイメージが湧きました。
日本人はクラスに私一人だけなので、ある意味日本代表。
そこで、日本の産業を活かした起業を考えました。
日本のモノづくりは世界にまだ通用するが、35年後日本のGDPは世界7位といわれている。
その時、自動車産業やエレクトロニクス分野では世界をリード出来ない。
インターネットの世界で日本のモノづくりを世界に発信していくために色々な産業分野を調べた結果、メガネをインターネットで販売することを考え、オーマイグラスができたのです。
将来、必ずオーマイグラスを日本人が誇れる会社にします。
◆Oh My Glasses(オーマイグラス)
http://www.ohmyglasses.jp/
※一部携帯では見られない可能性があります。
度付きのメガネが購入できる日本最大級のメガネ通販サイト。
福井県鯖江産のメガネをはじめ、約400ブランド、20,000種類以上の商品を取りそろえているため、お客様に合った“運命の1本”に出会えます。
気になったメガネを5本まで、5日間送料無料でご自宅などでゆっくりと試着することが可能です。
全国約850店舗のメガネ店でフレーム調整などのアフターフォローも受けられます。
◆著書『スタンフォードの未来を創造する授業』(総合法令出版)
http://www.amazon.co.jp/dp/486280344X