本日登場するスゴい人は日本シェアトップクラスの女性下着メーカー「トリンプ・インターナショナル・ジャパン」の社長であり、マーケティングのスペシャリストのスゴい人!
彼はP&Gやボーダフォン日本法人、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント、リーバイス日本法人など、数々のグローバル企業でマーケティング戦略を成功させてきた。
そして、そのマーケティング手腕を発揮すべく、トリンプ・インターナショナル・ジャパンの代表取締役社長に就任。
男性でありながら女性向け商品を扱う同社の業績を維持し続けている秘訣とは?
さあ・・・トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社 代表取締役 土居健人様の登場です!
「一人一人の自信を高める企業」
中学時代のある出来事をきっかけに、自分の意見や考え方を伝えるために必要な説得力、伝達力、話し方を学ぶにはより高い知識が必要だと気付き勉強に力を入れました。
学生時代、アイセック(AIESEC)に参加したことから国際社会に触れるようになりました。
そこで学んだマーケティングでブランディングや広告全体に興味を持ち、大学を卒業後はグローバル企業に入社し、実際にマーケティングの現場を経験しました。
トリンプ・インターナショナルのオーナーと出会い、自分が身に付けたマーケティングのノウハウを活かしてトリンプ・インターナショナル・ジャパンを今以上に前向きにできるのでは、と興味が湧きました。
そしてオーナーにチャレンジをお願いしたのです。
任せてくださり、日本のマーケット状況を本音で話せて理解してもらえるオーナーには感謝しています。
これまでは自分も実際に試したり見たりすることができる商品で勝負してきましたが、
女性下着は外からは見えない商品ですし、自身で試すことができない商品での勝負となります。
社長就任後の2013年の猛暑、危機がおとずれました。
通常、夏は下着が売れる時期でもありますが、この年は予想外の出来事が起きました。
猛暑の為、消費者が外出を避け、遠出をせず近くで買い物を済ませることになり、売上が伸びず、予想外の在庫を抱えることとなったのです。
この状況を乗り越える為に、翌年以降も毎年来る可能性のある猛暑を味方につけるべく行動し、成功しました。
2014年は日本気象協会推進の「熱中症ゼロへ」プロジェクトに賛同することで、春夏向けのインナーやブラジャーがプロジェクト公式アイテムとなり、売上前年比130%という結果になりました。
また創立50周年を迎えた今年は、社員からのアイディアで世界ナンバーワン記録にも挑戦しました。
8時間で1033名の女性のパーフェクトなフィッティングを達成するという記録を樹立し、ギネスワールドレコーズリミテッドより世界ナンバーワン記録に認定されました。
日ごろから心がけていた「社員の声を活かす」という考え方が大きな成果につながりました。
このように社内の声やお客様の声は、商品開発やマーケティングに活かさせて頂いています。
予想外の出来事が起きたとき、予想外のサービスと予想を超える最高のフットワークで対応する姿勢を常に整えています。
自分たちで限界を決めることなく、商品開発、サービスなど全ての面でお客様に喜んで頂けるようにこれからも常に高い夢と目標を持ち、その実現に向けて走り続けます。
◆トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社
http://www.triumph.com/jp
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