海外のアーティストが東京公演の時、舞台裏には激しく舞台を駆け巡るアーティストを支えている日本人がいる。サイモン&ガーファンクル、レディー・ガガといった海外アーティストから施術を依頼される整体師だ。
その一方、ゴルフを始めて3ヶ月目に自ら考案したメソッドでドライバー327ヤードを記録。体の支障を体のコアから修復し、人間本来の力を引き出す男。
さあ、武富祐介様の登場です!
「怪我の代償に得たもの」
人生、大半が“怪我”と一緒。生まれながらにして両耳、両母指が奇形だった。
4歳で胸を引き裂き軟骨を耳に移植し、計3度の手術。小学校の時オヤジが野球チームの監督だった。めちゃくちゃ厳しかった。特に、息子である自分に対して・・・。少しでも応えたくて練習しまくった。そして、県大会で優勝したが、右肩、両膝を壊した。
中学校では、右肩、両膝の痛みと闘いながら、県で2位という名誉を得るも、中学3年の夏に両膝を手術。
高校では、1年の夏に右肩を手術し、リハビリを重ねながら練習した。試合に出たいのにもっと練習したいのに・・・思うようにいかないことが多くていつも監督と喧嘩。
高校3年の最後の夏とうとう公式戦で1度もグランドに立つ事なく、敗れて終わった。
怪我のせいで・・・そのときは涙も涸れていた・・・
怪我、怪我、怪我。一時、野球を呪っていた。
3年前、僕の母校“佐賀北高校”が甲子園で優勝した。あの優勝の瞬間、僕の中で、何かが沸いてきた。“僕もがんばろう!”僕の人生、生まれてからずっと怪我の連続。
でも、その怪我の代償として体のコアを利用して本来の力を瞬間的に出すメソッドにたどり着いた。
身体のメンテナンスのプロであるヨガのインストラクターが体を壊したり、過度なウエイトトレーニングが選手の体を壊す事だってある。僕は、人間本来の力を自然に発揮する方法で、怪我をする選手を一人でも多く減らしたい。
それが、人生、怪我の連続から得られた僕のミッションだ!