京都にスゴい舞台を作った人が本日登場する。
言葉を一切発さないノンバーバルでの舞台。
世界最大口コミサイトである「トリップアドバイザー」で昨年は日本で19位。
97.2%が「楽しい」と答え、日本人のファンには何十回とリピートする人も多いという。
たった100席の劇場で延べ来場者数8万人を突破。
世界が注目する新感覚エンターテイメント空間はいかにして作られたのだろうか。
さあ…
ART COMPLEX 1928
CEO/統括プロデューサー
小原啓渡様の登場です!
「ギアを5大陸へ」
大学を中退し、全てを捨てたくてインド・ネパールへ旅立ちました。
ヒマラヤを目の前にして、年末でしたので初日の出を山頂で見ようと、無謀にも1人でアタック。
日が暮れるまでに次の山小屋まで行かなければならない時、吹雪で道を見失い、遭難しました。
雪洞を掘り、寝てはならないと思いつつも、疲れと冷えで寝てしまいました。
強烈な寒さで目覚めると、幸運にも吹雪が止んでいて、朝のような明るさでした。
満月の明かりが雪上に反射していたのです。
この月明かりに全てを助けられ、次の山小屋まで歩けました。
この時、光にまつわる仕事をしようと心に決めました。
日本に帰って舞台照明の仕事を始め、その後6年ほどフランスのダンスカンパニーのテクニカルディレクターとして経験を積みました。
帰国すると友人が持つビルにホールがあるから何かやらないかと声を掛けてもらい、貸し小屋をスタート。
いつか専用劇場をやりたい。
ただ、日本にはリスクを持って作品を作り、ロングランを仕掛けていく文化がない。
きっかけはブロードウェイで「ブルーマン」という作品を観た時でした。
300席程度の小さな劇場でロングランを成立させていたからです。
これくらいの規模なら自分にも出来るのではないかと考えて、日本人も外国人も旅行者が多い京都に目を付けました。
本公演の前にトライアウト(試作公演)を3年かけて5回やりました。
アンケートをとり、80%以上の人が面白いと言うまで作品の完成度を上げました。
「ギア」の宣伝は口コミだけでしたので、最初は動員が少なく厳しかったですが、アンケートの満足度が常に高かったので、この時期を我慢すれば何とかなると思っていました。
外国のお客様が急に増えたのは、トリップアドバイザーという海外の口コミサイトでいつの間にかランキングが上がっていたからです。
「ギア」は5人の出演者を5大陸と見立て、世界が調和していくメッセージを込めています。
「光」がストーリーを導いていくという演出をしています。
日本人の「和をもって尊となす」という心が世界を引っ張っていく思いを込めて、将来的には海外にも進出していきたいと思っています。
◆京都の感動エンターテイメント ギア-GEAR-
http://www.gear.ac/
「ミュージカルでも、演劇でも、サーカスでもない」大人から子供まで楽しめる、全く新しいライブエンターテイメントです!
劇場が小さいということもありますが、チケットが完売になりやすいのでお早めにご予約下さい。