日本初!地域ファンド出資1号会社の代表を務めるスゴい人!

ワーホリ3か月で起業

音楽ツールで自分を俯瞰

ハンドコミュニケア

本日のスゴい人は、日本初の地域ファンド出資第1号案件の法人を経営するスゴい人だ。
その法人は手をマッサージすることで認知症ケアやコミュニケーションの場を提供している。
幼少期から自分のやりたいことを実行してきた彼女の周りには常にたくさんの応援者・協力者がいる。
それは彼女自身が輝きを放ち、努力を惜しまず進んできたからだ。
裏切りやトラブル、様々な失敗も、全てが糧となり学びとなって今に結びついていると話す本日のスゴい人。
「人が3年かかることを1年でやる!」というのがポリシーと話す彼女が、地域ファンド出資1号の会社であるハンドコミュニケアを立ち上げるまでの経緯とは?

さあ…
株式会社コミナス
代表取締役 鳥塚 ルミ子様の登場です!

活発で優秀、将来を見据えていた子ども時代

埼玉県出身で弟が一人。
とても活発な少女で、6歳の時に新聞の広告を見て自ら劇団に入りたいと志願。
親も学校も私がやりたいことを最大限に応援してくれました。
劇団ではセリフを覚えていかないと泣くほど怒られたり、他の子にセリフを取られてしまうこともしばしば。
大人社会の中で、子どもながらに様々な戦いをしてきました。
中学生の時には劇団に興味がなくなり、自分でお金を生み出したい!世の中に何か価値を
提供出来るようになりたい!と思うようになりました。

リフレクソロジーを学ぶ

様々な業種の仕事に就いていましたが、自分のために何か身につけようとリフレクソロジーを学ぶことにしました。
人と対面する仕事をしていた時、ルミ子さんと話していると元気になれる、明るい気持ちになれると言っていただく機会があり、何もない状態でそう思ってくださるのであれば何か武器を持つことでもっと多くの人に出会えると思ったのです。
さらにリフレクソロジーは予防医学につながることも理由の一つでした。
今後益々ストレスフルな世の中へ、高齢社会になっていくというのが見えていたので、これは伸びる産業になるだろうと思ったのです。

ニュージーランドに渡航、3か月で開業

27歳、ワーキングホリデーを利用してニュージーランドに渡航。
ニュージーランドを選んだ理由は、やるならパイオニアになりたかったのでリフレクソロジーが一般に普及していない国であること、それ以外に治安がよく、為替相場も安くて、お金がない私にぴったりでした。
渡航3か月後、自分の誕生日に3畳一間くらいの部屋を借りて自分のサロンをオープン。
失敗したら後戻りできないくらいお金がなかったので、始めちゃったらもうやるしかない!という意気込みでした。
ニュージーランドでは日本人のホスピタリティーに触れる機会もまだ少なかったと思いますし、日本人が観光業以外で商売をやるのも珍しかったのでとても喜んでいただけました。
11月に最初のサロンをオープンし、翌5月にクイーンズタウンに2店舗目をオープン。
ワーキングホリデーが終わる7月ギリギリに法人格をとって会社化、さらにビザを延長して、翌年にはオーストラリアへ進出しました。

日本で本番!

当時ニュージーランドでアロマセラピー・リフレクソロジーなどをサロンで提供していました。
それは外側から人の手で美しく健康になるものです。
自ら根本から美しく健康になれるものはないのか、ずっと模索していた中、オーストラリアでオーガニックに出会いました。
人の手で外から、オーガニックで内から、両方からのアプローチがあれば、心身共に病気にならない心と体が作れるだろうと思ったのです。
オーガニックとそれまで行ってきたセラピーを組み合わせたオーガニックセラピーを提唱。
オーガニックセラピーは予防医学になってくるので、それを日本国内で健全に普及させる為に8年前に日本で協会を作りました。
当時、今のようなオーガニックの世界観が日本国内にはなく、ただしオーガニック関連企業様はたくさんあったので、挨拶回りに行って色々お話を伺いました。
企業ではそれぞれいいことをしているけれどそこに消費者が存在していないことに目をつけ、消費者教育のためにオーガニックの教育団体を作りました。

認知度の低さ、様々なトラブルを乗り越える

当時は、オーガニックの協会をやっています!というと多くの編集者に罵倒されたりもした。怪しい、胡散臭い、そんなのしなくても健康だから!など、色々な言葉を浴びました。
他にもそれまでに裏切りやトラブルもたくさんありました。
自社が持っているライセンスを奪われたり、お金を盗まれてしまったり。
もちろん辛かったことではありますが、その時はまだ私も若く未熟でしたし、今の鳥塚ルミ子を構築するのに必要なことだったと思っています。だから今は全てのコト、ヒトに感謝しています。
私は常に、自分のアップダウン、その時の感情、置かれている状況などを、音楽をツールとして全部俯瞰しています。
辛い時に必ず聞く1曲があるのですが、辛さを乗り越えるまで聞き続け、それを後に聞いた時に過去と今の自分を見つめて、感情が明確に分かるようにしています。
マイナスになっている感情も状況も、後々必ず役に立つと思っています。

ハンドコミュニケアの誕生

実はニュージーランドにいた17年前にすでに生まれていました。
現地ではリフレクソロジーサロン経営のほか、国際親善、地域貢献を目的とした福祉施設にボランティアの打診をしていたのですが、実はことごとく断られたんです。
唯一話を聞いてくれた施設のオーナーから、足は抵抗があると言われ、それならまずは手から!ということで手のリフレクソロジーをしてあげたらとても気にいってくれ、相手との距離感がぐっと縮まったんですね。その時、これは単なる施術ではなく、コミュニケーションのツールになるものだと確信しました。
そして、今後日本に於いても形を変えて役立つ日が来るだろうと当時から思っていました。
2016年春、IOTAでハンドコミュニケア療法士という資格制度をスタートさせました。
そうこうしているうちに、埼玉県東松山市の地域ファンドが立ち上がるから、1号企業にならないか?というお話を頂き、事業計画作成やプレゼンを経て、日本初の地域ファンド出資1号会社を作ることができました。

ハンドコミュニケアの展開とこれから

ハンドコミュニケアは略してハンコミと言っています。
1世帯に1人、ハンコミができる人たちを育成してくというのがビジョンです。
そもそも言葉も必要ないので、世界に伝え・発信していくことも可能です。
今後、東松山発のハンドコミュニケアを世界に発信、まずは5年で10億の会社を作ります。
ハンドコミュニケアを勉強しようとする人たちは、いろんな思いを持っている方々で、問題解決ツールなんです。
美容のため、健康のため、子育てのため、認知症予防のため、ビジネスのため、様々な問題解決につながります。講座は1時間9,800円から学べます。ハンコミは体験すると更に良さを実感して頂けるので、無料説明会や体験会もやってます。
女性の起業は今後更に注目されます。
初期投資が少なく自分が技術を身につければできることなので、女性の起業ツールとして
とても有効なものだと思っています。
100歳まで生きる時代、60歳、65歳を超えてセカンドキャリアというものを構築していく中で、高齢者の方々に技術を勉強していただくことも意義があると思います。
女性が活躍していく時代、女性が女性らしくビジネスを起業していく上で、私の事例で勇気付けられる人が増えていったら嬉しいです。

取材を終えて

鳥塚さんは終始、満面の笑顔で取材に応じてくれた。
そして、その満面の笑顔の裏には相当の苦労をされて来たのだろうと感じられる瞬間があった。
きっと、ご自身が持つ俯瞰する力によって数々の困難を乗り越えチャレンジし続けてきたのだろう。
美しさだけではなくその試練を乗り越えて来た経験があるからこそ、上場企業の会長さんや社長さんたちが鳥塚さんを自然と応援したくなる事は腑に落ちる。
人柄とビジネスに対するバランス力を備えている鳥塚さんが手掛けるハンドコミュニケアの展開が楽しみである。

プロフィール

とりづかるみこ。2000年単身ニュージーランドに渡り、同国初のリフレクソロジーサロンオープン。2002年オーストラリアにも進出し、オセアニアでリフレクソロジーの普及と発展に寄与。6つ★ヴェルサーチホテルで認められた他、オセアニア地域でのパイオニアとして繁盛店へと成長させる。オーストラリアでオーガニックに出逢い、予防医学療法オーガニックセラピーを提唱。2010年、日本で同協会を設立し、日本最大のオーガニック教育団体として約2,700名の会員数を擁する団体へ成長させる。三菱地所丸の内朝大学で講師も務める。2017年8月、日本初地域ファンド一号企業として認知症予防、ストレスマネジメントに有効なハンドコミュニケア事業を行う株式会社コミナスを設立し、代表取締役就任。和文化にも精通しており着付け師範、華道(草月流師範)、箏曲(生田流)も嗜む。

Missionは「その時代に女性が最低コストで最大パフォーマンスを出せるツール、リテラシーを提供すること」

〇ハンドコミュニケアの株式会社コミナス
http://www.communus.net

〇日本最大オーガニック教育団体(社)国際オーガニックセラピー協会 
http://www.organictherapyschool.org

〇鳥塚ルミ子オフィシャルBlog 
https://ameblo.jp/organictherapy

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう