130年続くコンサルティングファームを率いるスゴい人!

創業1890年。
士業経営約130年の歴史を持つ総合コンサルティングファーム“TOMAグループ”
約200名の専門家集団を束ね、税務会計、人事労務、事業承継など、経営者の悩みをワンストップで解決する。
本日登場するスゴい人は、100年企業を創り続けるスゴい人。

しかし、経営を指導する立場にあるTOMAにも成長が止まっていた時期があったという。
その停滞期を脱し、成長企業への変革を果たしたのは、「経営理念」を作成したことによると代表は語る。
なぜ、会社には理念が必要なのか?

松下幸之助の言葉を信じて経営理念を作成し、確立と浸透に努めることで成長体質へと変貌。
日本を代表する会計事務所にまで成長させた社長のお話を伺いましょう。

さあ…
TOMAコンサルタンツグループ株式会社
代表取締役
藤間秋男様の登場です!

「打つ手は無限!」

我が家は、4代続く司法書士(司法代書人)の家系でした。
3代目である祖父の「うちには司法書士しかいないのか」の一言で会計にも分野を広げることになり、大学3年生の時、父から「お前が公認会計士の資格を取って会計・コンサルティング分野を伸ばせ」と言われるまま会計士の勉強を始めました。

大学ではアメリカンフットボールと麻雀に明け暮れ、成績はといえば、会計士を目指す専門学校の中では100人中95番目。そんな状態で受験に挑みました。
その年の試験が例年以上に難題で、試験中「これは落ちる」と思いましたが、記述式問題を空欄で出すことはやめようと、必死に回答欄を埋めました。
すると、奇跡的に合格しました。

6年間、他の監査法人で修業して独立。
父の事務所の片隅で藤間公認会計士税理士中小企業診断士事務所を開業しました。
社員は私のみ。
それからがむしゃらに働きました。
数年で社員を増やしていきましたが、社員数が40人から伸びないのです。
新人が入るとベテラン社員が辞め、新人だらけになる。
今考えたら祖父譲りのアイデア経営で、新しいことに挑戦するのですが、社員たちがついて来られず、優秀な人が辞めていってしまうのです。

10年間苦しみながら、本を読み、セミナーに参加して勉強しました。
松下幸之助さんの「経営の成功要因の50%は経営理念の確立と浸透にある」という言葉で目が覚めました。ここに賭けよう!と。
散々悩み、2年かけて経営理念を決めました。
勉強ができない、強みもない、ないないづくしの私は、気づいたのです。
自分にはこれしかない。しかし、それでいいんだ!と。
それが今の経営理念「明るく・楽しく・元気に・前向き」です。

それから、お客様にも社員たちにも、ずっとこの言葉を言い続けました。
そして行動指針など、会社として守るすべてのことを明文化し、朝礼や会議などで経営理念を唱和することで、浸透を図っています。
現在スタッフは200名を超えて、今でも成長しています。
私の経営者としての器など、はるかに超えています。
理念を掲げ、それが守られているのか見て、あとは優秀なスタッフたちを信じて任せる。
これしかないのです。

社長業は、勉強の連続です。
好奇心を止めないで下さい。
そして、事業を成功させるために理念を掲げて下さい。
理念は会社を育てます。
誰よりも育ててもらえるのは、社長かもしれませんよ。

◆TOMAコンサルタンツグループ株式会社
http://toma.co.jp

◆代表藤間が配信している毎週1回の無料メルマガ
https://toma.co.jp/mail-magazine/

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