閉塞感が高まる現代。
若者の中には、自分の将来に希望を持てないという人も多くいるという。
だが本当にそうなのだろうか?
本日登場するスゴい人は、オーストラリアから日本まで単独無伴走で1万キロの海の人力航海を続けている。
生活インフラが整っていない、日本では殆ど知られていないあらゆる国をめぐり、その土地の文化に触れてきた。
人は皆、彼を冒険家と思うだろう。しかし彼は冒険家を目指したわけではなかった。
20年間あらゆる国の文化を見てきた彼は、人が生きていく上で本当に大切なモノが見えたという。
日常の生活に意識を奪われている私たちは気づかない、大切なことがある。
きっとこの思考はこの時代を生きる私たちにとって、とても重要である。
さあ…
グレートシーマンプロジェクト
八幡暁様の登場です!
「日常の中にも発見を」
世界中旅して、海で子どもが遊んでいない国は日本だけでした。
海水浴場は管理された単なる水たまりです。
日本以外では海辺で子どもたちが自由に遊んでいます。
僕がこの旅を始めたきっかけは、本当に単純でした。
大学時代にスポーツで挫折して、ふと、子どもの頃遊んだ多摩川に行ったんです。
水面がキラキラ輝いていて、子どもの頃、鮎の泳ぐ姿を見て感動したのを思い出しました。
そして、川の上流がどうなっているか知りたくなって、川沿いを歩くようになり、時には車に乗って更に上流へと遡って行くと、景色がどんどん変わっていくのが楽しくて、自然の魅力に引き込まれていきました。
ある時、山で道に迷い、ひとり山で一夜を過ごす事に。
すると真っ暗な中にひとりなので、五感が研ぎ澄まされました。
そして、現代の日本の管理社会、閉塞的な生き方に違和感をおぼえていたこともあり、これこそが人が生きる本来の姿だと直感したのです。
自然に寄り添い、高度経済成長以前の生活を体験する事で、現代人が忘れてしまった大切な何かが見えると確信しました。
アルバイトで100万円程貯めて、9ヶ月知らない場所に行き、そこで人々がどんな生活をしているか等自分が知らない事、楽しいと思える事に時間を費やしていたら記録になり、世間の人からは冒険家だと思われるようになりました。
だけど僕は、その土地の生活を見たくて、新しい発見をするのが楽しいだけなんです。
また、お金持ちだけが特別な体験を出来るのではなく、誰でも足下から感動できることの実践として、「半径2キロのワクワク」をテーマに、子どもから大人までフィールドワークを実施しています。
20年間旅をしてきて、人が生きていくうえで本当に大切なことを教えてもらいました。
日常の中で子どもたちが楽しいと思えて、探究心を自由に発揮できる成功事例を沢山作り、暮らしから世界へ伝えて行きたいです。
日常の中にも、心を豊かにする発見は沢山あります。
管理社会を脱し、自由に個性を発揮できる社会を目指したいと思います。
それには、一人一人が日常の中で感動を共有できる簡単な仕組みが必要なのかもしれません。
地球の原則にそってもう一度、日常生活を見なおしてみませんか。
きっと本来の自分を取り戻し、人生が楽しくなりますよ。